もうすぐバレンタインデーだというこのタイミングで、第4話はなぜかクリスマスのお話です。
クリスマスイブにデートをすることになった依子(杏)と巧(長谷川博己)ですが、デートにはサンタクロースの扮装で登場した依子に巧はびっくり。
巧「いったい、なんでまた」
依子「クリスマスデートの体験談を読んだところ、サンタクロースの格好をしたら彼氏が喜んだという話があったので、取り入れてみました」
巧「完成度が高すぎる」(この台詞を言う長谷川博己が滅茶苦茶笑えます)( ´艸`)
依子「やる以上、完成度を高くするのはいけませんか」(いかにも依子らしいですね)
デートが始まったとたんに巧は風邪で高熱が出たため、依子が巧を自宅に送っていきます。
巧の部屋に入った依子は、部屋の漫画本を『図書分類法』に則って整理整頓しようとします。
「『忍者はっとりくん』は歴史、『ベルサイユのばら』は植物に分類ということでいいでしょうか」と依子。
『ベルばら』を植物に分類するとは、天下の『ベルばら』を読んだことも無いどころか、聞いたことすらないのがわかります。
『忍者はっとりくん』はともかく、もはや『ベルばら』は日本人の教養の域に達していると思いますから、依子はあまりにも教養が無い人だなあ。
今回は依子の父と巧の母が、それぞれ子供の頃の2人がクリスマスをどう過ごしていたか語ります。
依子は子供の頃から一切サンタクロースを信じておらず、せっかくサンタの格好をして依子にプレゼントを渡して喜ばせたいと思っていた父親の願いはかないませんでした。
一方、巧は随分大きくなるまでサンタクロースを信じたふりをして母を喜ばせていた子供だったのです。優しいなあ。
劇中で、巧が依子に激怒して叫ぶところがあります。
「君はいつでも正しい。でも心が無いんだよ」
私もそうだと思います。依子は意地悪でも不親切でもないのですが、人の気持ちを察することも相手を喜ばせたいと思う気持ちも無いタイプなんだと思います。
だから、巧の就職が上手く行くように厚労省の就職援護資料をたくさん集めて自分で全て目を通して巧にあわせた書き込みをしたものをクリスマスプレゼントとして巧に渡します。
これだけたくさんの資料に目を通して書き込みまでするにはどれだけの時間と労力を費やしたか、そしてその作業中はずっと巧のことを考えていた訳ですから、見様によっては大変な愛情です。
これが依子の愛情の表し方なんですね。
でも、巧にこれを渡して横に座っていた巧の母親に
「親に問題がある場合も多いそうなので、お母さんも一緒にセミナーに参加したら如何でしょうか」
と言って巧を激怒させてしまったのでした。
そりゃあ、怒りますよ。
依子は全く悪気無く言ったのだと思いますが、巧が言う通り、人の気持ちを察する能力が無さすぎる。
依子は合理性が勝り過ぎて、自分自身の感情もあまり無いタイプなんですね。
典型的アスペルガーだと思います。
「心が無い」と他人から言われたのは生まれてから14回目だと依子。
子供の頃から両親はクリスマス会を娘のために催そうとしたのですが、声をかけた依子の友人は誰一人都合がつかなかったのだそうです。要するに嫌われていたわけです。
これは、最近流行りの脳科学者、中野信子さんと似たタイプかも。
ちなみに、私は中野信子さんのブログも愛読中です。
対する巧は、傷つきやす過ぎるのが玉に瑕ですが、感受性豊かで優しい男性なんですね。
それにしても、「変な人」を演じるのが上手い役者としての長谷川博己の本領がだんだん発揮されてきた気がします。
アスペルガー的バカかわいい女を演じる杏と繊細な王子様みたいな顔で変な人を演じる長谷川博己のコンビネーションが回を重ねるたびにパワーアップしてきて、楽しく見ています。
クリスマスイブにデートをすることになった依子(杏)と巧(長谷川博己)ですが、デートにはサンタクロースの扮装で登場した依子に巧はびっくり。
巧「いったい、なんでまた」
依子「クリスマスデートの体験談を読んだところ、サンタクロースの格好をしたら彼氏が喜んだという話があったので、取り入れてみました」
巧「完成度が高すぎる」(この台詞を言う長谷川博己が滅茶苦茶笑えます)( ´艸`)
依子「やる以上、完成度を高くするのはいけませんか」(いかにも依子らしいですね)
デートが始まったとたんに巧は風邪で高熱が出たため、依子が巧を自宅に送っていきます。
巧の部屋に入った依子は、部屋の漫画本を『図書分類法』に則って整理整頓しようとします。
「『忍者はっとりくん』は歴史、『ベルサイユのばら』は植物に分類ということでいいでしょうか」と依子。
『ベルばら』を植物に分類するとは、天下の『ベルばら』を読んだことも無いどころか、聞いたことすらないのがわかります。
『忍者はっとりくん』はともかく、もはや『ベルばら』は日本人の教養の域に達していると思いますから、依子はあまりにも教養が無い人だなあ。
今回は依子の父と巧の母が、それぞれ子供の頃の2人がクリスマスをどう過ごしていたか語ります。
依子は子供の頃から一切サンタクロースを信じておらず、せっかくサンタの格好をして依子にプレゼントを渡して喜ばせたいと思っていた父親の願いはかないませんでした。
一方、巧は随分大きくなるまでサンタクロースを信じたふりをして母を喜ばせていた子供だったのです。優しいなあ。
劇中で、巧が依子に激怒して叫ぶところがあります。
「君はいつでも正しい。でも心が無いんだよ」
私もそうだと思います。依子は意地悪でも不親切でもないのですが、人の気持ちを察することも相手を喜ばせたいと思う気持ちも無いタイプなんだと思います。
だから、巧の就職が上手く行くように厚労省の就職援護資料をたくさん集めて自分で全て目を通して巧にあわせた書き込みをしたものをクリスマスプレゼントとして巧に渡します。
これだけたくさんの資料に目を通して書き込みまでするにはどれだけの時間と労力を費やしたか、そしてその作業中はずっと巧のことを考えていた訳ですから、見様によっては大変な愛情です。
これが依子の愛情の表し方なんですね。
でも、巧にこれを渡して横に座っていた巧の母親に
「親に問題がある場合も多いそうなので、お母さんも一緒にセミナーに参加したら如何でしょうか」
と言って巧を激怒させてしまったのでした。
そりゃあ、怒りますよ。
依子は全く悪気無く言ったのだと思いますが、巧が言う通り、人の気持ちを察する能力が無さすぎる。
依子は合理性が勝り過ぎて、自分自身の感情もあまり無いタイプなんですね。
典型的アスペルガーだと思います。
「心が無い」と他人から言われたのは生まれてから14回目だと依子。
子供の頃から両親はクリスマス会を娘のために催そうとしたのですが、声をかけた依子の友人は誰一人都合がつかなかったのだそうです。要するに嫌われていたわけです。
これは、最近流行りの脳科学者、中野信子さんと似たタイプかも。
ちなみに、私は中野信子さんのブログも愛読中です。
対する巧は、傷つきやす過ぎるのが玉に瑕ですが、感受性豊かで優しい男性なんですね。
それにしても、「変な人」を演じるのが上手い役者としての長谷川博己の本領がだんだん発揮されてきた気がします。
アスペルガー的バカかわいい女を演じる杏と繊細な王子様みたいな顔で変な人を演じる長谷川博己のコンビネーションが回を重ねるたびにパワーアップしてきて、楽しく見ています。