偏差値よりも経験値 | 「国語教室 Hey Ho」安藤友里のブログ

「国語教室 Hey Ho」安藤友里のブログ

「国語教室 Hey Ho」代表の安藤が、思ったこと・考えたことを綴ります。「文章力をつける」教室を開いているのだから、自分も文章を鍛えないと、と思って書いてます。

夏休みも残り少なくなってきました。

「文章力をつける国語教室 Hey Ho」では、

夏休みに「読書感想文講座」を行いました。

 

出張講座で、初対面の小学生に指導したり、

HPを見て遠くから来てくれた兄弟に

本を読み聞かせることから始めたリ、

いつも教室に通ってきてる子を励まして

1600字を超える大作を完成させたり……

 

私も新鮮な思いで

その都度、最適な方法を考えながら

お仕事させてもらいました。

 

その中で思っていたことは

読書感想文を書くにも

自分自身の体験がキーになるということ。

本の中に書かれていることと

自分の経験や考えていたこと、見たり聞いたりしたことを

どれだけ関連付けてられるか。

登場人物の思いと

自分が感じたことのある気持ち、味わったことのある感情を

どれだけ重ね合わせて思いを馳せられるか。

 

その深さが

自分らしい感想文を書けるかどうかに関わってきます。

それは、作文や小論文でも同じです。

 

そんなことをぼんやり考えていたら

昨日の朝刊に(朝日新聞)

「ビリギャル」の本人、小林さやかさんのインタビュー記事が載っていました。

甲子園での高校野球を見た感想なのですが

その中に

「偏差値よりも経験値」という言葉がありました。

 

そうそうそう!

なんて簡潔な表現!

 

受験勉強で偏差値を上げるための勉強をするのではなく

体と心が動く経験を通じて

知識も思考力も高めていく。

特に小学生のうちは

思う存分遊ぶ経験、家族での会話、興味あることに夢中になること、

それが「勉強」になり、

ますますそういう勉強の仕方が役に立ってくるはずです。



「文章力をつける国語教室 Hey Ho」

そんな勉強をサポートする教室でありたいと思っています。

 

文章力をつける国語教室 Hey Ho