「国語教室 Hey Ho」安藤友里のブログ

「国語教室 Hey Ho」安藤友里のブログ

「国語教室 Hey Ho」代表の安藤が、思ったこと・考えたことを綴ります。「文章力をつける」教室を開いているのだから、自分も文章を鍛えないと、と思って書いてます。

国語・作文の「先生」、心理カウンセラー、絵本屋さん、母、弓引き、セカオワファン。
いろんな顔で投稿します。

先日、教員時代の最後に担任をしていた教え子から連絡がありました。

 

先生、元気? 

今度助産師の学校受験するんやけど、小論文あるねん。

先生、教えてくれへん?

 

懐かしい、その子は現職の看護師で、

助産師の資格も取りたいと思い

来年度に向けて受験の準備を始めたとのこと。

びっくりしました。

なぜなら、高校時代は看護師になることも

まず無理だろうと言われていたほど

生活面でも成績面でも「難あり」だったからですガーン

 

当然、私にもあまり良い印象は残っていませんでした。

一番ひどかったのは文化祭の日。

バチバチの付け睫毛に濃い化粧。

私立の女子校なので完全にアウトドクロ

私は生徒会担当の長で、

文化祭運営の主担でもありました。

中学高校全体の催しや来客者の状況を確認しながら、

同時に高3の担任もしていたから

クラスの模擬店が上手く回っているかも常に気に掛けていました。

(超ブラックですよねw)

そんな中での彼女の愚行を

(今思えば)必要以上に叱り、

元に戻すまで参加不可ムカムカと言い渡しました。

 

しばらくして彼女の母親から電話があり

我が子が大泣きして帰りたいと言ってる、

高校生活最後の楽しみにしていた文化祭なのに、

なぜ一方的に叱られて参加させてもらえないのか、と

(あえて言いますが)クレームを受けました。

 

もう、忙しいのに(←これは学校側の問題で彼女らには関係ないキョロキョロ

親子揃ってびっくりマークと思いながらも

事情を説明して、彼女がメイクを落としさえすれば参加させること、

参加できれば絶対に、間違いなく

楽しい思い出となることを約束し電話を切りました。

 

その後、予想どおり、彼女は文化祭を楽しみ、

数ヶ月後、さあ次は進路です。

看護学校に進学したいと言うものの

なかなか成績は届かず、

受けたところは全滅ドクロ

仕方なく国家試験の合格率が極端に低い

お金さえ出せば入れる

(失礼ですが、当時は実際そうだった)

専門学校に進むことになりました。

 

その後も留年した噂を聞いていたし

看護師になれたグッと連絡があったときも、

もちろんお祝いの言葉はかけつつ

続くかな?トラブル起こさなければいいけど?

と心の中では思っていました。

 

その彼女が、です!!

ステップアップのために努力していることにも、

退職した私を探して小論文の指導を受けたいと言ってきたことにも

ただただ驚くばかりでした。

 

そして、約束した日。

たくさん話しながら、あるテーマで書いてみることになり

黙々と書く彼女の姿です↓



長い話になってしまいましたが

人はある時期の一面だけで判断してはいけないということです。

自省もこめて言います!

「問題がある」と認識するのは大人。

自分の基準や経験で「決めつけている」だけなのです。

「ダメだ」と感じるのは仕方が無くても

その子の一生が分かるわけでは決してありません。

子どもに関わる仕事をするなら、

その自覚が必要だと心の刻んだ出来事でした。

 

 

 

 

 


先週、近くの総合病院に検査に行ったときの話です。
入口で何やら年配の男性が文句を言ってます。
「なんや、マスクせなあかんのか? 
わし、もう最近つけてへん。

え? 買わなあかんの?ムカムカ


怒り気味の大声が耳に入ってきて、気になっていました。

すると、案内係の女性(たぶん私と同じくらいの年齢の方)が
「病院やからね、病原体がいっぱいなんですわ。
いらん菌もらったら何しに病院来てるか分からんでしょう。
お金はちっとももらえないのに、病気の菌はすぐもらってしまうからねぇ笑」と……

そう言われた男性、
「そやな笑、ほんならここで買うたらええな?」
とすんなりマスクを買っておられました。

きっと毎日のことで、慣れておられるのでしょうが、
大阪南らしい人間味のある対応にほっこりしました。
さすがプロ!

ことば一つで、気持ちや行動が大きく変わることを、
また教えてもらったように思います。

きっと子どもに対しても同じですよねほっこり



その後も、パソコンに虫メガネを当てながら仕事している事務員さん、
血液検査を受けている時に、心電図でも呼ばれた私の代わりに
「はーい、ここです!
もうすぐ終わるから飛ばさないで待ってくださーい」
と答えてくれた検査技師さん、
検査食を買うように書いてある紙を見て、
「これは買わなくても自分で似たような物を作ったらいいよ、高いでしょ」
と教えてくれた看護師さんww
ステキな女性がたくさん働いておられました。

そして会計の番号札を取ったら、

写真のようにゾロ目びっくりマーク



身体だけでなく心も元気になりましたニコニコ

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昨日は通常の教室はお休みでしたが、

夕方、ドアが開いて生徒さんが入って来ました。

幼稚園の弟さんとお母さんも一緒です。

「先生に見せたくて来ました!」

と持ってきてくれたのは↓



彼女のお家で飼っているてんとう虫が

卵を産んだそうで、

先週、彼女はそのことを作文に書いていました。

卵からたくさんてんとう虫が生まれるといいね。

そう話していたのを覚えてくれていて、

「てんとう虫がどんどん生まれてるよ!」

と見せに来てくれたのでした。


写真では分かりにくいですが、

左上に黒く固まっているのが卵の固まりで、

正面の上の方の黄色っぽい塊から小さい虫が出てきているのが、

まさに生まれているところです。


そしてお母さんは、

生まれたてんとう虫が

まだ孵ってない卵を吸うように食べてることを指摘していました。

それを聞いて宙を見つめるように固まる姉弟タラー

その様子を見ながら、

今、この子たちはすごい勉強をしてるなぁと思っていました。

虫の生態、自然の摂理、生きるということ……

放課後に習いごとや塾に追われるより

ずっと充実した時間を過ごしていると思いました。

本物の知識、学ぶことの楽しさを体感する、

その積み重ねは、大きな財産になるはずですニコニコ

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