HeyHoでアートセラピーをしてくださった心理士さんが
勧めてくださった本です
前回書いたように
私はスクールカウンセラーもしているのですが
実は心理士ではありません。
通信教育で取った「心理カウンセラー」という資格はあるものの
どうしても「元教員」が染みついた対応になっているようで
これでいいのかな?と
迷うことがよくありました。
では「教員」と「カウンセラー」の違いは何か?
私はずっとこんなふうに考えていました。
「教員」は
教えることが仕事だから
こうした方がいいとか、それはしてはいけないとか、
相手の行為に意見してしまいます。
もちろん、「相手のため」に良かれと思ってのことだけれど
そんなアドバイスは望まれてないだろうも思うのです。
「カウンセラー」は
よく言われる「傾聴」が基本です。
クライアントが自ら答えを出せるまで、ただ話を聴く。
口に出して考えを整理して、
自分がどうしたいのか、どう変わりたいのか、
あるいは変わる必要があるのかどうか…
納得できるまで「付き合う」のが仕事。
ただ、クライアントは
何か指針が欲しくて来るのに、それだけでいいのかな?
と疑問に思うこともあります。
というような
を抱えながら
もう6年間、スクールカウンセラーをしていたのですが。
この本を読んで霧が晴れたようにスッキリしました。
東畑開人さんが記していた「二つのゴール」が
学校という現場にも当てはめられると思いました。
そして、
そのゴールによっては
経験上のアドバイスも必要だし
時には「元教員」だから分かることを具体的に伝えて
「困っている今」の改善へ少し「引っ張る」ことも
必要だと分かりました。
こんな分厚い本、読むのに時間がかかるだろうと思っていたけれど
とても興味深く読み進められたので
意外と早く読み終わりました。
心理職でなくても
人の話を聴くことが多い方にはお勧めです。
https://kokugo-heyho.com