ネット上で先に上がって、続いて昨日今日でやっと出版されました。

私は紙本派なので、昨夜で完読しましたけど、12年待ってた甲斐はあったと思います。ㅜ_ㅜ

以下はネタバレなのでご注意ください。

 

*3部のサブタイトルはBloodedです。

*Bloodedとは、オルランヌ大公の家計に発現する、特殊な能力の持ち主を言います。

つまりイスピンが主人公ですーが、前半はイスピンが出るけど、後半はマキシミンの出演が多い。

共同主人公体制のようです。

 

*戻って、Bloodedには、プシキ(フシキかな?)という、一種の精霊みたいなものを扱う力が潜んでいます。

1券ではイスピンは自分がBloodedだとわかっただけで、まだ能力も うまく使えなく、プシキの正体すらわかりません。

 

*でも彼女はそれが、失踪になってしまった兄を探す手がかりだと思ってます。

(Winterの Silver skullの時、棄権して国に戻ったのは兄の失踪が伝わったのが理由)

その手がかりを探りに、他国であるアノマラドの魔法学院にいるという名探偵のところまで行くことにします。

 

*もちろんその名探偵はマキシミンで。

イスピンは公女の身分を隠すため、男装して学院に訪ねます。

誰にも女の子だと疑われてませんねw (かわいい少年だね、と思われるだけ)

 

*イスピンはマキシミンに依頼をしようとしますが、

マキシミンは’これは危ない事件の匂いがする’と判断して、それを避けまわります。

結局イスピンはマキシミンを剣で脅して協調の約束を貰い受ける。

 

*一方、マキシミンは、退屈な学院からわざと追い出されようとした せいで、ティチエルのパパを怒らせました。

アルパパは マキシミンの修練のため、彼を必滅の地に投げます。

まあ、死なないようにそばで守ってはあげます。

 

*どうこうしてて、マキシミンの修練のための苛酷な日々が始まり、

彼は今度は教授の手に引かれて、その教授とともに消えてしまいます。 なんのわけかはマキシミンもわからない。

 

*でもイスピンはそれを聞いて、彼が先金を受けて逃げたと思い、

次マキシミン・リフクネと会ったら殺すと、生徒たちに宣言します。生き残れマキシミン。

 

ここで1券は終わりです。

続きを待ってます!

 

 

 

*他のキャラーたちの近況:

 

ージョシュアは新しい公演の準備で忙しく、1券では名前でしか出ません。

生徒たちと教授たちの中でも 彼のファンは増えてて、マキシミンはそれが気に食わなくて少し拗ねているようです。

 

ーティチエルは学院の天使扱いで、彼女を怒らせると、絶対怒らせたやつが悪い、と言われてます。

 

ーボリスとルシアンは相変わらず。保母と息子。

 

ーランジエは機械狂いの教授の助手になって、普段は研究室で過ごすようです。

Demonic以来、もっと人を避けるようになってるようにも見えますが、

ルームメートであるマキシミンとの中は意外と悪くありませんね。

 

ー1券の後半時点では、マキシミンとルシアンは1年生を繰り返しています。ルシアン、頑張って。

イスピンはまだ入学してなくて、ただの来訪者. ティチエル、ボリス、ジョシュアは2年生になってて。

入学が遅かったランジエの場合はよく分かりませんけど、教授の助手になってるし、 2年生かと。

 

 

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2020.5.30

遅くなったけど、2巻のネタバレもこちらに上げました。

https://ameblo.jp/yuri-frain/entry-12600524839.html