*ネタバレ注意

(16券のネタもあります)

*良くない感想に注意



ライナがフェリスにプロポーズする理由が気に食わなかった2券。

16券で、ルシルがライナに未来を見せて、自ら犠牲になるところまでは面白かった。

でもその後すぐにフェリスにプロポーズとは。

だって ライナ ミルクが大切で食べられなかったんでしょう?
なのにフェリスと結婚した未来をみたからって そんなに あっさり キファとミルクを切り捨てて

自分の大切なものは減った、とか良くも言えるのね。。。

フェリスを選ぶことになるとは前から思ってましたが、こんな感じだとは。


17券ではもうちょっと それらしきこと言うけど、どうやら ぴんとこなかったんです。
だって フェリス 絶世の美女と設定されてるのに 見た目じゃなくて心が美しいとかはないでしょう。

それ言ったらミルクも心優しいんだよ。
ルシルから頼まれたから私を選んだのか、というフェリスの言葉をライナは否定するけど、

むしろ肯定した方が納得行きました。
大切な人に大切だと伝えるのはいい。

なぜ急にミルクは大切じゃなくなったのか、相変わらず納得 行かないもの。

伝勇伝はキャラたちの説得力ある感情の動きが取り柄の作品だと思いましたが。。。

まあ、ライナが見た4年後の未来 そのままだったら 結婚に至るまで 十分 感情の交流 あったはず。

ライナはその未来の4年間を 今すぐに受け入れることが出来ますね。

頭では分かります。

結局は死亡フラッグだったのか。。。
この作家さんの作品は エル・ウイン(発売されてない)以外 全て読ませていただいてますけど、

フェリスを生き返らせるため終わりのセラフのグレンみたいな状況なるのか不安です。

(詳細は一瀬グレン・16歳のカタストロフィ 7券に)
生かせなくても それはそれで 心痛いですが。。。

以下は大伝 全体に対する感想になりますが。

これは作品の完成度に関係ない、いやむしろ完成度 高いからだと 思いますが。
すごく苦しんです。
世界のため散々利用されたキャラたちが 一生懸命 世界を救おうとする姿はね。

もう ちょっと 恨みとか あってもいいんじゃないかな。

そこまで心が強いため こんな世界観の中で狂わず生きていたとは分かります。

でも私は あいつらじゃないから、その心の強さに ついていけません。
新刊でも実験対象とか言ってるし。

それに がスタークの連中は ライナ いじめる資格 ないから。

いや、ライナ いつ 魔王になっちゃうのかな。

18券で完結は ちょっと 信じられませんね。
だって レファルの登場が。

作家さんが3主人公の一人だと言ったはずのレファルの登場が。。。

3部も あるんじゃないかな、思ってみます。

 

韓国では2013年 大伝7券を最後に打ち切りになってしまって、原書で読んでますけど。
この痛みを 分け合って もらいたくて 新刊出るたびに 他のサイトとかに感想を上げますけど、
何度か伝わるようで韓国の出版社に催促や諦めや恨みの声 上がったりします。
もう再び出してほしい。。。