こんにちは！育休中エステティシャン Minato です
妊娠中のママさん、育児中のママさん、今日もお疲れさまです
さて！妊娠、出産をすることで
女の人の体内で、急激なホルモンバランスの変化が起きることを以前のブログで書かせていただきました
このホルモンバランスの変化に伴い、シミが急激に増えてしまいます。
こういった体の変化は、実はシミ以外にも起こっていて
産後脱毛などがあります。（この産後脱毛は半年から1年ほどで自然に治ると言われています。）
では産後シミもいつかは消えるのでしょうか？
放置していても大丈夫なのか気になるところですね。
（産後は本当に忙しいので放置して大丈夫なら放置しておきたいのが本音ですよね…）
産後のシミはいつ消えるの？
身も蓋もないですが…
残念ながら産後シミがいつ消えるのか、悪化したりするのかというのは人それぞれ違います。
これは肌質や体質、生活習慣が違うからしょうがないことなんです…
といっても、だから話は終わりというわけではありません。
平均的な数字でいうと、産後シミが消える人は1年ほどで薄くなっていくようです。
産後、一般的に8カ月～1年ほどで、生理が再開すると言われています。
生理が再開して、順調に来るようになると、
ホルモンバランスが整うので、妊娠中のマイナートラブルも落ち着いてくることが多いです。
ただし中には、放置して悪化したという人がいるのも事実。
このように産後シミの状態に差が出るのは、肌の保湿力が大きく関わっていると言われています。
産後のシミの状態に差が出るのはなぜ？
肌にはもともと水分を保持する機能があります。
セラミドやヒアルロン酸と呼ばれるもので
このような保湿成分が、肌の水分保持を担っています。
肌の水分量が多く、かつしっかり水分を蓄えられる肌なら、
シミを薄くするターンオーバーも正常に働きます。
ターンオーバーとは新しい肌細胞を表皮まで押し上げてくれる働きのことで、
その時に細胞に沈着したメラニン色素も押し上げます。
この働きが行われることでメラニン色素が排出されれば、シミは自然に薄くなっていくんです
一番上の角質層から、目に見えない垢になったりして、洗顔などで剥がれていきます。
逆に保湿成分が不足して水分を保持できない肌だと、ターンオーバーサイクルが乱れてしまいます。
ターンオーバーは肌の再生機能です。
これが滞るとメラニン色素も排出されないし、バリア機能も低下することで刺激を受けやすくなります。
刺激を受けると、またメラニン色素が生成されてシミが濃くなるという悪循環に。
妊娠前から普段から肌が乾燥気味だったり敏感という方は、
放置すると悪化する可能性が高いんです
普通肌なら、産後もいつも通りのスキンケアをしていれば時間の経過とともに産後シミも消える可能性が高いです
ただし産後はホルモンの影響で肌質が変わっている可能性が高いです。
自分の肌の状態をしっかりチェックして、必要なケアがあればきちんと取り入れてシミを放置しないようにしてください