こんにちは!
このブログでは
産後の美容に悩んだエステティシャンが
自身の経験を通して産後のシミを中心に、白髪や骨盤矯正、ダイエットなど、産後の女性悩みを発信しています
産後、シミが増えた!なんて、鏡を見てため息をついているママさん、いませんか?
実は、私もシミに悩む一人です。
一人目のときには、あまり気にならなかったシミですが
二人目を産んでしばらくして、鏡を見て愕然!
大小たくさんのシミができてしまいました!
このシミ、治るんでしょうか…。
産後のシミは、時間の経過とともに薄くなるなんて説もありますね。
シミというのは、肌のターンオーバー中のエラーでできるものです。
産後のホルモンバランスが崩れた状態だと、このターンオーバーが正常に作用しないので、
生理が再開するなどしてホルモンバランスが整うと、出産に伴うシミは薄くなって消えていくよ、というものですね。
だからいつか治るだろうと放置していたら、ぜんぜん薄くならなくて大慌てなんて方もいるのでは?
(私もその一人。ホルモンバランス説を信じて約一年放置するも全く消えず…)
どうにかしたいと思ってもセルフケアでは手遅れで、すでにしっかり沈着してしまったメラニン色素は治療できるのでしょうか。
そのシミ、治せるってよ!
結論から言うと、産後のシミを治療することは可能です。
ただ産後のシミは、主に妊娠性肝斑と老人性色素斑の2つの種類に分かれています。
「シミ」と言われて多くの人がイメージするのは、老人性色素斑のほうですね。
この妊娠性肝斑と老人性色素斑、実はそれぞれ治療法は違いますし、治療の効果も異なります。
なので、クリニックの治療であっても簡単に治るというわけではない模様…。
さて、クリニックでの治療と言えば、まず思いつくのはレーザー治療ですね!
レーザー治療というのは、簡単に言うと、沈着したメラニン色素にレーザーを照射して分解することで、シミの根元を破壊する治療法です。
これなら確実にシミを解消できる!用はお金をかけたらいいんでしょ!と思いがちなのですが…。
レーザー治療が有効なのは老人性色素斑によるシミだけなのです!
実は妊娠性肝斑にはレーザー照射が逆効果になることも。
妊娠性肝斑は刺激や摩擦によって悪化するタイプのシミだから、刺激の強いレーザー治療はNG!
妊娠性肝斑に有効なのはトラネキサム酸という美白成分だけなので、治療方法は限定されてしまうんです。
老人性色素斑の治療方法は、ビタミンC誘導体やハイドロキノンなどの美白成分を塗布したり、
内服薬やサプリでビタミンCを摂取するのが基本です。
しかも、老人性色素斑が原因の産後シミであれば、レーザー治療が可能です。
老人性色素班とは、日光を浴びたときに蓄積されたメラニンが表面に出てきた状態を言います。
黒色メラニンが肌の表面に沈着していて、この色素はレーザーの刺激を受けても悪化することはありません。
なので内服薬でも外用薬でもどうにもならない場合は、レーザー治療を検討してもいいですね
といっても、クリニックでのシミ治療は基本的に保険適用外です。
そして、治療することは可能であっても、100%絶対治るというわけではないのは覚えておきましょう。
治療内容を見れば分かるように、レーザー治療以外はシミ対策はセルフケアで十分に対応可能!
大事なのは、シミに適した基礎化粧品やサプリメントを取り入れること。
まずはしっかりセルフケアをしてみて、どうにもならなかったら治療を受けるといいかもしれません。
じゃぁ私のシミは妊娠性肝斑なのか老人性色素斑のどっちなんだ!
という話ですが、これはまた次回書いてみたいと思います