9月の初め、軽いフラッシュバックを起こしてしまいました。
過去の辛い記憶を思い出す時、すごく苦しくなりますが、何の前触れもなく突然襲ってくるこのフラッシュバックは、心の準備も出来ないので、わたしは怖くて怖くて仕方ありません。
1番酷いフラッシュバックを起こしたのは数年前で、いじめによって中学生が亡くなったニュースを目にした時でした。
過去のいじめを受けていた風景や、その時の心理状態などが、まるでタイムスリップしたかのように突然一気に襲ってくるのです。いじめた同級生、同調し煽った担任。そして家では、そんな人達にも誠意を持って証言しなさいと言われる苦痛。
息が出来なくなり、汗が大量に吹き出し、顔は涙や鼻水や涎でベトベトで、体がガクガクと震えて呼吸困難になり、わたしは意識を失いました。
その時、初めて死ぬかもしれないと思いました。あー、わたしは結局過去に殺されるんだな・・・と感じました。
今回のフラッシュバックは、その時とは比べ物にならないくらい軽いものでした。ちょっと父の事が蘇ったくらいです。だけど体力も精神的にも削られてしまい、同時期に車をドアパンされて、浮上するのに時間がかかってしまいました。
前を向いて生きていく為に、わたしはたくさんの過去を封印してきました。だけど、時折その封印した記憶がフラッシュバックとして現れます。
暫く出ていなかったんだけどな・・・
きっとわたしは、まだまだ癒やすことのできない傷をたくさん抱えているんだろうなと思い、ちょっと悲しくなりました。