やっぱり父を好きになれない | 奮闘日記

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元JW2世の人生



北海道旅行に行って、両親達と食事会をしたときのことです。

わたしは
父親に対して、心の根底には憎悪があるので、どうしても批判的に見てしまう部分があるのかもしれません。

食事会を始める時父親が、
『私達はこんな事くらいしか出来なくてごめんなさいね』と言いました。

この食事会に至るまではなんやかんやあったのでちょっと複雑な心境にもなりましたが、それでもここは大人な対応をと思って『いや、ここまでしてくれただけでも感謝しています。充分過ぎるくらいです。ありがとう』と言いました。

食事会が始まって5分ほど経ったとき、また父が『これくらいの事しか出来ませんが〜』と言いました。義母はちょっと恐縮して『そんな・・・本当にありがとうございます』って答えました。

その後も何かにつけて『私達はこんな事しかできなくてすいませんが・・・』と言ってきます。しつこくて。徐々に苛々してきました。顔には出していません、心の中でです。

3回目からは完全スルーしていましたが、あまりにもしつこいので何回言うか数えていました(わたし性格悪ッ) そしたらわたしが聞こえた範囲でなんと食事会2時間の間に13回も言っていました。

平均すると10分に1回は言っていることになります。言い方も、まるで感謝を待っているような感じなのです。

本当にそう感じて言っているのかもしれませんが、こう何回も言われると・・・

あれ?こちらの感謝が足りないのかな?

と思ってしまうのです。
せめて2回位にしてほしかったです。


食事会には弟家族もいたのですが、終盤になって父は孫を可愛がる素振りを見せたかったのか、弟の一番下の子を手招きして自分のところに呼びました。恐る恐る(に見えた)近づいてきた子供に父は、首根っこをガシッと捕まえて自分のところに引き寄せ話しかけていました。その子は掴まれた首が痛かったのか、身動きできないことを嫌がったのかは分かりませんが、大泣きしてママのところに逃げてしばらく泣き止みませんでした。

父はバツが悪そうにアハハハと笑っていましたが。

笑ってねーで謝れや!

と思いましたね。それを見ていたうちの子は3人とも、めちゃめちゃ引いていました。

前に弟のお嫁さんが、
『お義父さんはすごい気分屋。機嫌がいいとしつこいくらいに子供に構ってくるけど、機嫌が悪いと話の途中でも何にも言わず自室に行って出てこなくなったりする。顔を見れば機嫌がいいか悪いかすぐ分かる』と言っていました。

あー。。。
父は普段から弟家族とも利己的感情で関係を持っているんだなと思いました。

人間関係ってすごく大事ですよね。
普段から丁寧に人間関係を築いていれば、それは取り繕わなくても雰囲気で伝わります。

エホバの証人は利他的にとか、新しい人格とか、クリスチャン愛とか、学んでいるんじゃないんですか?宗教第一で休まず集会にも行って、個人研究とかもして、何か身に付いているのかな。

父を見ていると、利己的にしか見えないです。わたしはやっぱり父の事、好きになれそうにないなと思いました。