次男と末っ子は大阪で保育園デビューしました。普通の認可保育園だと思っていたら、天理教系の保育園で戸惑ったのを覚えています。
エホバの証人は、とにかく他宗教を異常なまでにこき下ろしますよね。今考えれば、お前(JW)が言うなって感じですが(笑)、当時のわたしは、エホバの証人以外の宗教に関わることもありませんでしたし、他宗教は全て偽りの宗教と刷り込まれて育ったので、正直、保育園を辞退しようかと本気で悩みました。
でもそうなると、別の保育園が定員に達していれば預けることができなくなるので、気持ちを強く持って(笑)天理教系の保育園を辞退するのを止めました。
※わたしはJWを辞めてから、宗教というものからできるだけ距離を置きたかったのです。宗教なんて金輪際もう懲り懲りと思っていました。
実際入園してみると、全然宗教感はなく、こどもの日や七夕、クリスマス会、月一回の誕生日会、正月の餅つき大会など、普通の保育園と殆ど変わりませんでした。唯一違うなと思ったのは、園児が毎朝、隣にある(お寺みたいな)教会に礼拝に行く事位でした。←すぐ終わる
勧誘みたいなものがあるのかと思っていましたが、そんなものは一回もなくて、随分呑気な宗教だななんて思ったほどです(笑)。
保育園では、夏祭りを保護者が力を入れて催すのですが、本格的な出店みたいで、園児がとっても喜びます。その喜んで楽しむ姿を見たくて、保護者も頑張るのです(笑)。
この出店にはお化け屋敷もあって、わたしは「天理教はお化け屋敷はセーフなの?」なんて、ソワソワしたりしましたね。
わたしは未だに、天理教がどんな宗教なのか、よく分かっていません。教会は本当にお寺みたいだし、わたしは最近まで天理教を仏教系の宗教だと思っていました。
なのでクリスマス会なんて、異教の行事の象徴みたいなものなのに、天理教としてやることはどうなんだろう?おかしな宗教だなぁと不思議に思いましたね(笑)。
一番疑問に思ったのが、園児の親に創価学会の人がいたことです。
天理教は、他の宗教の人を受け入れて大丈夫なの〜?と思ったし、
逆に創価学会の人も、天理教の保育園に入れてなんとも思わないのだろうか?そして創価学会からは、なんの制裁もないのだろうか?と、勝手に一人でドキドキハラハラ心配していました。
エホバの証人は、異教の行事を徹底的に排除します。その異常なまでの徹底ぶりは、わたしたち2世の心の闇に深く刻まれていますよね。そして他宗教は全て邪悪、関わらないよう教育されますよね。
この時わたしはJWから離れて10数年経っていましたが、小さい頃から教え込まれた事って、意識して上書きしていかないとそのままなんだなと今改めて思います。
保育園に通って、
他の宗教って、物凄くゆるいんだなって思いました。だけどもしかして、エホバの証人という宗教が異常だったのかもしれないな・・・と初めて思いました。
エホバの証人を教え込まれ育った事は、世の中で生きていく上で障害になることがとても多いですね。とても偏った教育なので、辞めてからも無駄に葛藤が多かったと思います。
選挙の投票、献血、寄付なんて、なんか犯罪に加担しているような感覚に陥って、長い間する事ができませんでした。
今はエホバの証人っていう宗教、
とっても危険な宗教だと思っています。