『何者』、昨日観ました。DVDで。

就活映画で、れいきもちょっと興味あるって

最初の方は観てましたよ。

ラストで主人公の拓人が面接で1分間で自分を表現するシーンでは

一緒に観てたyりんが涙、溢れさせてました。

若者ではないけど、就職できてない身としては

苦しさが身に沁みますね。

この映画は、就職活動の面とSNSの面と2つの側面が、絡み合って

問いかけてくるものがありました。

自分の思い描く机上の空論のような夢・理想を追いかけ、

現実を見ず周りを見下していた隆良。

別の次元から他の就活生を観察することで

自分の承認欲求を満たしていた拓人。

それに対し、母親の世話をするため手堅いエリア職に決めた瑞月。

恋している人を追ってなんとか出版社の内定を勝ち取った光太郎。

なんと言われようとも演劇で自己表現し続けるギンジ。

隆良や拓人は頭の中で、かくありたい自分を探してるだけ。

後者の3人はもがきながらも現実に目を向け、小さな一歩を踏み出してる

って感じかな。

拓人が光太郎のこと、自分の就職選ぶのに

ドラマの主人公、気取ってるのかって

裏アカウントで毒づいてたけど

光太郎の方が一歩、踏み出してるんだよ。

ドラマの主人公に思ってて何が悪いの?

皆、自分が主役の人生ドラマ生きてるんだもんね。

だけど、隆良や拓人のような人物に

自分を重ねてしまうよ。私。

そういう人、多いと思うよ。

のうのうと、生活苦を知らずに親に守られてきたから

年はとっても、私自身、子供のままな気がするよ。

だから、短大まで行かせてもらったけど

結局、とった資格を活かせる仕事には就けずに

職安で探して仕事2,3年しただけで

結婚退職しちゃったもの。

今だに、「何者」にもなれてない。

作者の朝井リヨウさんは

『ありもしない自己を分析するな。

大切なのはとにかく外にさらすこと。』

って言われてましたよ。

若者の就活は、今の自分を『十点でも二十点でもいいから自分の中から出しなよ。

あなたの中から出さないと点数さえつかない。百点になるまで何かを煮詰めて

表現したって、あなたのことをあなたと同じように見てる人はもういない』ってこと、

言いたいのだそうですよ。

就活に限らず、自分が行き詰まりを感じた時は

自分を裸にできてないからって思う。

自分を隠してると行き詰っちゃうんじゃないかな。

職のキャリアは、なくて「何者」でもない私ですが、

私は私の人生、生きてます。p(^-^)q