衆議院議員総選挙が10月22日にありますね~

私の町でも選挙カーが声高らかにマイクで喋って走ってるのが聞こえて来てます。

この時期にピッタリの映画、観ちゃいました。

『帰ってきたヒトラー』

現代にタイムスリップしてきたアドルフ・ヒトラー総統が

ものまね芸人として人気を集めるー”大いに笑えて、思わずゾクッとする”

ブラックコメディ映画です。

1945年に、自殺したアドルフ・ヒトラーがなぜか、

自殺する前の記憶や人格はそのままで

現代によみがえり、戸惑いながらも

かつての”アドルフ・ヒトラー”そのままの人物として行動します。

その姿を見た周囲の人たちはきっとヒトラーのものまねをする芸人に

違いないともてはやし、メディアに取り上げるようになります。

そして、かつての、ヒトラーを模した自信に満ちた演説、

過激な毒演は、ユーモラスで真理をついていると話題に。

大衆の心をつかみ始めます。

けど・・・天才扇動者である彼(本物のヒトラー)にとって、

現代のネット社会は願ってもない環境であること、

彼がタイムスリップしてきた”ホンモノ”で、70年前と全く変わってないことに

皆、気付かずにいることに、そら恐ろしさを感じさせる映画です。

映画評論家の人が

”ドイツ人が書き、ドイツでベストセラーとなったことで世界中を驚かせた原作は、

ヒトラーの一人称で展開される意欲的で強烈、勇敢にして芸の細かい風刺小説。”

と書いてます。

また、

『ヒトラーになりきったマスッチが実在の政治家や有名人、ネオナチと

顔を合わせるアドリブシーンを盛り込んだ過激な内容が話題を呼んだ。』と、

公開時、映画ニュースで言ってました。

一躍時の人となったヒトラー総統についてYoutuberが即座に反応し、

賛否の盛り上がりを見せる様子が収められているそうですよ。

『帰ってきたヒトラー』の映画では、

ヒトラーの主張は現代においても大きな意味を持つことを示唆するものと

されてます。

例えば、ヒットラーが番組内でものまね芸人として、演説するシーン・・・

「・・・ドイツ人は苦闘を続けている。2回の大戦時よりひどい。諸君は奈落へまっしぐら。

まだ見ぬ奈落へ。テレビのせいだ」と訴えるヒトラーの主張が、現代のドイツ国民にとって

聞き逃せないものであることも示唆されています。


物語と平行して、ヒトラーにふんしたオリヴァーが実際にドイツの街中に出て、

“ヒトラーとして”市民と交流するというドキュメンタリー撮影が効果的に挿入されているの

だけれど、

時が経っても人心は変わらず、本音をぶっちゃける一般市民の姿が映されてます。

大勢の観光客でにぎわうブランデンブルク門に軍服姿のヒトラーが出現。

袋だたきに遭うかと思いきや、人々はヒトラーを抱きしめ、一緒に写真を撮りたがったり、

ヒトラーにふんしたオリヴァーと一緒に自撮りをしたり、

笑顔で会話したりと、彼に対して肯定的な人々が多くいるのが印象的です。

ヒトラーは各地で人々の抱えた不満に聞き入ります。

総統に見つめられ、移民問題などについて“本音”を口にし始める人々の様子から、

ドイツ国民がヒトラーに抱く複雑な感情が浮かび上がってきて興味深いです。

"ヒトラー"が「不満はないか?」と問いかけると…

顔出し映像で堂々と移民に対する不満を述べる人も結構いたよ。

『扇動に乗せられ、思わず本音をぶっちゃける“民衆”の姿を通して、

いかにヒトラーという怪物が権力者にまつりあげられたか、

右傾化する現代社会においてヒトラー再来の現実味を描いている。』と書かれてましたよ。

(新作映画『帰ってきたヒットラー』を観るべき理由ー出典)

『そして最後には、本物の難民排斥デモの映像が重ねられるのだ。

現実と虚構の不気味な混ざり合い――。それまで無邪気に笑っていた観客は、

ここで現実社会の問題をつきつけられ、ゾッとさせられる。』

・・という文章がありました。

出典ー70年ぶりによみがえったヒットラーに共感!?劣化する日本に

通じる「無気味な恐ろしさ」の正体/賢者の知恵/現代ビジネス(講談社)

『ヒトラーの主張は当時と全く変わっていないにも関わらず、

心を開いた人々がヒトラーの意見に同調していく姿には危機感さえ覚える。』

・・・出典、シネマトゥデイ

それからね~

ヒトラーを演じたオリヴァー・マスッチさんが言ってた言葉を

ぜひとも、紹介したくてここに書いておきますね~

「『愉快な冗談』ととらえる人が多いので、唖然(あぜん)としたよ。

怒る人はごく少数だった。ああいう状況で、みんなと違う反応を示すのは非常に難しいんだ」

「働かない奴は許せないからヒトラーが昔やったように強制労働収容所を作るべきだって

発言する人もいたりして。人々の心をつかんで、誘導することができるんだって

いうことが驚きでした」

「僕はヒトラーを、包容力があり、面倒見の良い人物として演じてみた。

優しく語りかけても、人は操れる。彼は化け物ではなく人間であり、

選挙で選ばれたことを忘れてはならない」


そうです。彼は選挙で選ばれたんです!

ラストシーンでヒトラーは言います。

「大衆を煽動したのではなく、大衆が選んだのだ」と。「私は人々の一部なのだ」と。

怖くないですか~?

”戦後、テレビがあんなに薄くなるほどの年月がたったのだが、人間の本質は変わっていない

と気づかされる。社会不安をあおられた末に起きる同調と共感は、

いつしか一かたまりになっていく”

ー楽しそうにSNSを拡散させていくヒトラー総統がそら恐ろしいーマイナビニュース出典。


今度の選挙もよく考えて投票しましょうね・・・