前に書いた移植患者友達から昨日届いたメール・・・
この前のメールに私が返信後、帰って来たメールでは、退院はできないけど、外泊の許可が出たから
土日、家に帰ってくるって、ちょっと嬉しそうだった。
あれから1週間過ぎ2週間がもうちょいでやってきそうな頃だけど
お見舞い、行けてないなあ~ってメールしてみようかな~って思ってる時だったんよね。:;(∩´﹏`∩);:
昨日の朝、彼女からメール来てた。
外出先で気づいたよ。
なんでも検査の結果、『慢性拒絶の疑いあり』ってコメントがきたんだって。
協議委員会にかけて審査してから薬の申請するんだって。
で、時間かかるから明日、外泊の予定が退院になったって。
急性ならすぐ対処出来るのに、慢性は厄介だって言われたそうだ。
彼女、今度のメールでは、『落ち込んでも仕方ないし、薬でよくならないとね~(*^▽^*)
私の肝臓頑張っておくれ!って感じです。』~って元気っぽくマーク付きで
メール送って来てくれた。
おまけに自分の事の方がすっごく大きいことなのに、私の身体のことも気遣ってくれてたよ。
体調どう~・・・ムリしてない?なんて・・・
今回もどう返信しようか、迷ったけど、結局、素直に思ったことを書いて返事したよ。(・.・;)
生体肝移植を受ける前にもらう、ガイドブックみたいなプリント一式のファイルをね。また、とりだして
見たよ。
これには、肝臓移植とは?から始まって・・どんな病気が対象となるのか・・・移植希望患者(レシピエン
ト) の適応基準について・・・移植手術の時期について・・とか、臓器提供者(ドナー)の適応基準について
とか・・・・・ほんと詳しくさまざまなことが書かれていて、もらった当時は、私は既に頭がまともじゃなかった
から、なかなか、全部に目を通せずにいたけど。
できるだけ、怖いことには目をそむけ、
術後の食事がいつ頃から何からなら食べれるか、とか
そんなページばっか、開いてたような気がするよ。
ちなみに
生体ドナーになれるのは、原則として、3親等以内の家族
(両親、成人された子供、兄弟、姉妹、おじ、おば、甥、姪)
あるいは配偶者となります。
年齢は20歳~60歳未満を原則とします。
医学的には、健康であること。ウイルス感染症が無いこと。
レシピエントとドナーの体格差のない方が望ましい。
組織適合検査で、提供者のリンパ球がレシピエントの体内
で増殖し攻撃することの可能性のある組み合わせで無いこ
と。
年齢が高く
弟は喘息の持病があって、それでも粘って教授に
自分がドナーになると言い続けてくれてたのだけど
倫理委員会に認めてもらえないからと押し切られてダメで。
父が縁の切れちゃってるおじ(父の末の弟)を探してくれて頼んだけどおじも肝臓悪くてダメで。
同じ血液型の適合者なしやったんだあ~
妹と配偶者さんが血液型不適合だけど、残ってドナーになる検査を続けてくれたのですがその話はまた。
術後の拒絶反応が出ることが最初っから物凄く、恐怖に思えてて、そのことが載ってるページを開くのも
怖くて避けてました。
急性拒絶反応と慢性拒絶反応とに分けられることは知ってたけど、とにかく拒絶反応という言葉自体が
私達、移植患者には恐怖だと思います。
それなのに、友達、ほんとうはすごーく怖くて不安だと思うよ・・・
・・・
同じ時期、入院しててシャワー室を借りるとき、私の予定の時間になっても、前の人が出てなくてちょっと
困ったことあったけど、その人とおしゃべりしてみたら、ほんとうはもっと早く移植する予定だったのに
急きょ、緊急にやらなきゃならない患者さんがいると言われて、こんなに遅くなったんよ~とその人、
私に言った。・・・
それって、時期的に”私のことだ!”と思ったけど、黙ってた。
その人、・・・手術後しばらくしてから・・・亡くなってた。たぶん、急性拒絶反応かなあ・・
ショックだった。メル友になってる患者友達の彼女も一時、その人と同じ部屋だったこと、あったから
そのこと知ってショック受けてた・・
ガイドブックにも、慢性の場合は、再移植になる場合もあるって書いてあった。
あんなに大きな苦しいOPをまたするなんて、とんでもない!って思う。
どうか、彼女の場合、お薬効いて、彼女の肝臓、仲の良い家族、しかも愛するつれあいの人からもらった
と言ってた肝臓くん!元気になあ~れ!なってよう~
彼女は同じ血液型の旦那さんがドナーになったというのにね。
元気になって外でお茶しようね~って約束を果たせますように・・・(。-人-。)゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚