【ホリスティック医療の普及を目指して】ホリスティックケア訪問サービスのお知らせ | New「がん」と私の奇妙な共同生活

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2017年に卵巣がん(組織型:明細胞腺がん)ステージⅢを告知された看護師が、
社会をサバイバーしていく過程をお伝えします。


こんな素敵な訪問看護があったら最高ですよね!


「がんサバイバー記」の連載中ですが、本日は訪問サービスのご紹介です。

国際ヒーリング看護協会の理事で大阪支部長をしている田中奈々美さんが「ホリスティック訪問ケアサービス」を立ち上げることになりました。
現在、クラウドファンディングにて情報が公開されています。

おそらく、「ホリスティックケアって、なんだべさ?」と思いながら記事を読まれている方も多いと思います。
 

「ホリスティックケアとはヒーリングタッチアロマなどを使って、患者様を多角的な方面からサポートするサービスです。(クラウドファンディング紹介文より)

 

ホリスティックケアの重要性は、がん患者になるとすごく実感します。
私はステージⅢでしたが組織型が難治型なので、再発したら「予後不良」と言われています。

ですので、再発したらもう「治療はしない」と決めています。
治療にかける時間やお金を、「自分が『やりたい』と思うことにかけたい!」そう思っています。

そして、いよいよ体が動かなくなった時に、こうした「ホリスティックケア」をしてくれる訪問看護ステーションがあったらどれほどいいだろう─そう思わずにいられません。

「魂が旅立つ瞬間まで、自分らしく、よりよく生きる」
それをサポートしてくれるのが、ホリスティックケアだと思います。

ちなみに、このホリティックケアが「じわじわじわ…」と医療者の間に普及しています。
私が現在勤務している高齢者施設の主任が突然ホリスティックケアの重要性について語り出したり、夜勤専従の看護師で本業にホリスティックケアをしている人がいたり。
アメリカやイギリスではかなり認められているホリスティックケア(イギリスは在宅看護が主流なので、特に進んでいるようです)日本はまだまだ遅れをとっていますが、2025年問題の「超高齢社会」を前にしてホリスティックケアの重要性がさらに謳われるようになるでしょう。

 

興味のある方は、ぜひご覧になってくださいませ☆
また、ホリスティックケアに興味のある看護師や医療関係者の方は、ぜひ↓こちら↓を通じて国際ヒーリング看護協会に参加されることをお薦め致します。
みんなで広げよう、ホリスティックの「輪」!!!

もっと寄り添える看護─ホリスティックケア訪問サービス設立へ─


☆おまけ☆


2016年、フロリダに行った時の写真です。「ホリスティックケア訪問サービス」を立ち上げる田中奈々美さん。笑顔がキューティ♪


国際ヒーリング看護協会、理事長の中ルミさん。そして…

爽やかな青空がま~ったく似つかわしくない不審者A(おいら)

…いえね、こん時ハンパない風邪をひいていたので、こういう出で立ちになってしまったのですが…

マスクつけたままサングラスすると、どう見ても「鳥山明先生」でした…。

 


 

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【簡易プロフィール】 (詳細な経緯はこちら
2017年卵巣がんの組織型明細胞腺がん腹膜に播種転移あり、ステージⅢaと診断。
子宮・卵巣摘出手術の後、TC療法6クールを2018年4月末に完了。治療完了後再発リスクの高い2年(2020年まで)を経過観察中。

2019年2月8日の定期受診で、腫瘍マーカー「CA19-9」が正常値を超えて上昇。とはいえ、そんな病気にビクビクしてたってしょ~があるまいと、気にせず人生を模索中。「がんはなくなるものではなく、再発の危険性を踏まえつつも「共に生きる」と(もものけ姫のアシタカのごとく)決意。