【映画紹介】Nannyの超ウルトラ偏見「ディズニーアニメ映画ベスト5」 | New「がん」と私の奇妙な共同生活

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2017年に卵巣がん(組織型:明細胞腺がん)ステージⅢを告知された看護師が、
社会をサバイバーしていく過程をお伝えします。

【簡易プロフィール】
2017年卵巣がんの組織型「明細胞腺がん」。腹膜に播種転移あり、ステージⅢaと診断。
TC療法6クールを終え、8月に看護師復職するもいっきに体調を崩して再入院により退職を余儀なくされる。
その後は静養を続けているが、王座復活…じゃなかった、社会復帰のチャンスを虎視眈々と狙っている。(詳細な経緯は
こちら1月から日本語教師の職業訓練校に通う予定だが、人気校のため倍率が高いので果たして運命やいかに?! 

皆様、ご無沙汰しておりました!

ブログが更新されていない間、Nannyはどうしていたかと言いますと…

下痢したり、風邪をひいたり、映画を観たり
日本語教師の勉強をしたり、英語を勉強したり、映画を観たり

部屋を掃除したり、散歩をしたり、映画を観たり
しておりました…。(ってほとんど毎日映画やん…)

 

「おい! 『がん闘病ブログ』だから読んでるのに、映画のネタばかりで詐欺じゃねぇか!」

というお怒りももっともだと承知しておりますが、病気の顛末や他の展開については近日中にご紹介致しますので、今しばらくご辛抱を。(とどのつまり、自分が書きたいことを吐き出さないと次のことが書けないという超キャパシティが少ない脳…)

 

さて、タイトルにもありますように今回は「ディズニーアニメ映画ベスト5」です!

そして、タイトルにもありますようにこの結果はあくまでもNanny個人視点に寄るモノですので、その点あらかじめご容赦くださいまし。(すなわち、「必ずしも一般的ではナイヨ~」という意味。)

実際のところ、Nannyが一番お薦めしたいディズニー映画は「メリーポピンズ」なのですが、ま、これは実写も入っているので今回は除外するとして、まず第5位から。

デケデケデケデケデケデケデケデケ…(昭和時代のベスト10風)
栄光の第5位は!!!

第5位:アナと雪の女王

えっ??? この名作が第5位??

…と、首を傾げた方も多いかと思われますが…
ここはあくまでもNannyの個人的偏見ということでご容赦くださいませ。

いや、確かに素晴らしかったです。

当初ディズニーは「アナに人気が集まるだろう」と踏んでいたそうですが、意外にもエルサの方に人気が集まってしまったそうで、TDLに行っても圧倒的に見る子どものコスプレは「エルサ」がダントツです。
…私からすると、「何でアナに人気が集まると思ったのか??」と、そっちの方が疑問ですが。

エルサにハマる人(子どもはさておき)というのは、おそらく「周囲に合わせて、自分をありのままに表現出来なかった人」が多いのではないかな~と憶測します。そういう人達にとっては、エルサが「ありの~ままで~」と歌った時に、自分の葛藤を解き放せたことでしょう。

ただ、個人的にはアナの「うざったいぐらいのポジティブ思考」も嫌いじゃないです(笑)。

人って本来、生物学的にも「ネガティブ」になってしまう生き物だと言われています。理由は、「ネガティブな発想(これは危険なのではないか、と警戒する思考)がないと、自然界で身を守れなかったから」だそうです。

そう考えると、あそこまでポジティブ思考になれるアナは、ある意味において「どンだけ幸せに生きてこれたんだよ」というふうにも感じます。

でも、最終的にはアナのそんな「子どものようにピュアな心」が、真実の愛を見つけるわけですけれどもね^^。

日本語吹き替えでは神田沙也加さんがアナの吹き替えをしていましたが、歌声を聞いていると「お母さんに似ているな~」と思ったあなたは──間違いなく昭和生まれですね?!

 

さて、続いて第4位。


第4位:カールじいさんの空飛ぶ家

今から5年前、友人とディズニーランドに行った際、「ディズニーアニメで一番好きなのは何?」と聞かれて「カールじいさんの空飛ぶ家!」と答えたら

…むっちゃ大笑いされました…。
その友人はこの映画を観てなかったから「良さが分からなかったのだ」と納得することにしましたが、いやいや…この映画のポスター「愛する妻が死にました。だから私は旅に出ます」を読んで心臓がビュビュン!と来なかったら、きっとそれは機械伯爵に違いない(by銀河鉄道999)

この映画は、冒頭の数分間でまず号泣します。
その後の評価は──かなり多岐にわたっているのですが、個人的には「カールじいさんが愛しい妻を失って、新たな人生を踏み出す過程に意味がある」と思っています。

すなわち、この映画はものすごく深い洞察と、同時に真理を描いているわけです。

それは「別れの後には出逢いがある」という真理ですね。

ちょっと内容的に冗長な感は否めないものの、ディズニーアニメの中では異色な人生物語と言えるかもしれません。


第3位:モンスターズインク

Nannyが「ディズニーアニメ映画って面白いかもしれない!」と実感させられた作品です。
設定自体も面白い! モンスター達が住む世界でエネルギー源となっているのは、原子力でも石油でも太陽発電でもなく子どもの叫び声
この発想は素晴らしいと思いました。

またも~、ブゥが可愛いったら!!!

めろめろにされました。

また、最終的なオチも良かったです。(見たことない人はそうそういないと思いますが、万が一いた場合も考えてオチは書かずにおきますね。)

ちなみに、マイクのデート場所の日本食レストラン(モンスターの世界だから正確には日本食じゃないと思いますが)…ちょっと食べてみたい、って思いました。

第2位:ベイマックス

実はこの映画、DVD出てすぐに観たのですが…その時はあまりそそられなかったんですよね。
ところが最近、見直してみて感動して評価をあげたという…。
とにかく私は、主人公ヒロの兄ちゃんが大好きです
この兄ちゃんなくして、この映画は「ない」ぐらいに思ってマス。(吹き替え版の小泉孝太郎さん、いい味だしてます)

映画の舞台は「サンフランソーキョー」という、「そこまで当てつけなくてもええんじゃない??」と言いたくなるような名前の街ですが、これがま~、結構よく出来ています!
実際にスタッフが日本に来て日本の町並みを写真に納め、そこからデザインしているそうですが、わざわざサンフランをつけないで「近未来の東京」でも充分通る感じがします。

(東京の街並みに詳しい方は、観ながら「あ! この街角ってあそこかな?」とか想像が膨らむので楽しいです。ちなみに、私的にはヒロ達が住んでいる家の場所は「千駄木近くの坂かな?」とも思ったのですが、一見、「コクリコ坂」に出てくる横浜の山手にも似ている感じがします。)


ただ、ひとつだけ──。

「山崎水道」という看板があったのですが…日本の水道は公営なので…これはないな──と思いました。

 

そして、輝く第一位は!!!

じゃじゃん!!

第1位:リメンバー・ミー

もぉもぉ…本当に「泣きました」(;_;)。

若干、途中で「話の展開が見えてしまう」のは難ありですが、まぁ、ディズニー映画の多くは「大体、途中で話の展開が見えてしまう」のでそこは妥協するとします。

物語の主人公ミゲルは、ミュージシャンに憧れる12歳の少年。ですが、メキシコ人には珍しく、ミゲルの家族は「大の音楽嫌い」…というか、「音楽を御法度」としています。

理由は、ミゲルのひいひいじいちゃん(曾祖母の父)がミュージシャンで、家族を捨てて家を出たきり帰って来なかったからなのですが、ひいひいばあちゃん(曾祖母の母)のイメルダは「旦那を頼ってちゃあかん!」と決意し、靴の造り方を学んで靴職人として独立し、ミゲルの家系は代々靴職人で成功しているという設定です。

そんな中、死者の日(日本でいうお盆みたいな感じですね)に開催されるコンテストにどうしても出場したかったミゲルは、憧れの有名ミュージシャン「エルネスト・デラクルス」のギターを盗──いえ、ちびっと拝借してコンテストに出ようとしたところ…そこから思いがけない運命が展開していきます。

 

この話の素晴らしいところは、「日本にもお盆があるけれど、ここまで先祖や家族に思い入れがあっただろうか」ということを考え直させてくれるところ、そして、最後の場面でほぼ老衰に近い曾祖母の変わり具合に、思わず涙せずにいられません(;_;)

私はこの映画を観て「今年のお盆こそは、実家に帰ろう…」って思いましたね。
でも、日本は戦争があったので…ひいひいじいちゃんばあちゃん、ひいひいひいじいちゃんばあちゃんに遡れることはあまりないかもしれないですね。(Nannyのじいちゃんでさえ、職業軍人でした。じいちゃんのお兄さんは戦死しています。じいちゃんの形見は満州事変の勲章ですが…満州事変の頃、じいちゃんはまだ15歳ぐらいなんだけどな…。10代で戦争に行くというあり得ない時代が日本にあったことを思い出させてくれる形見と思って、大事に持っています。)

 

それから、「リメンバー・ミー」というタイトルは、一体何が「リメンバー・ミー」なのかを考えながら観てみると味わい深いと思われます^^。

 

さて──いっきに書いたベスト5でしたが、如何でしたでしょうか。

ちなみに、他にも「良かったな~」と思う作品はまだまだあります。

例えば「トイストーリー3」も良かったですし、「ズートピア」も良かったです。

「ファインディング・ドリー」は評価が分かれるものの、私は「ドリーの両親がしていたこと」にめっちゃ大泣きしました(T_T)←ちなみに、私はずっと「ファインディング・ニモ」を「ファイティング・ニモ」だと思い込んでいて、「ニモが頑張る物語」だと思って観ていました。途中で「全然、ニモ頑張ってないやん;」と思い、よく見たら「ファインディング」でした;)

「シュガーラッシュ」は、まぁまぁ普通に良かったかな(ゲーム版、トイストーリーですね)という感じで、「ラプンツェル」は結構好きでしたが「まぁ、ディズニーにありがちなプリンセス物語かな」という感じでした。
「モアナと伝説の海」は、Amazonプライムだと何故か他ディズニーアニメよりも高い(100円だけですが;)ンですよね…。その理由は、よく分かりません。子どものモアナは超可愛かったし、何よりも「テーマソング」が大好き!ですが…割と凡庸だったなぁ…という感じでした。(光と闇が同一…という観点は良かったけど、あとひとひねり欲しいところです。)

って、映画の話をし始めたら尽きません;

近々、近況や(本筋の)病状についてお伝えします^^。

 

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