2018渡星手帳㉒ 想定外の予定変更 | からふるテュール

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北欧神話の神様“テュール”は英語の火曜日tuesdayの語源
そんな火曜を中心に活動する
ゆららのパステル作品と
パステルで彩った“からふる”な日常です。
好きをいっぱい詰め込んで♡

いよいよ最後の晩餐

楽しみにしていたチリクラブを食べに出かけます。

 

もともとツアーの中に組み込まれていたご飯なので

多分期待するほど豪華ではないとは思うけど

シンガポールと言えばチリクラブ。

名物はちょっとぐらい食べとかないとね。

 

 

 

 

私たちのほかには一家族だけ。

いままでのパッケージで一番少人数でした。

 

 

ご一緒したのは

祖父母と孫娘2人の4人様。

お店に向かうバスの中から

そのご家族、口げんか中らしくちょっと不穏な空気ニヤニヤ

 

 

帰国便までの残り数時間では

どうしても消化しきれそうにないお楽しみがあったみたいで

お孫ちゃんがぶぅくれぷんぷん

それを見てじいちゃんばあちゃんが喧嘩してる。らしい。

 

現地ツアーガイドさんのジェーンさんに

あれこれ、この後のことを尋ねてました。

 

大丈夫なのかしら・・と

他人事ながら心配になってしまう

 

 

聞こえてしまうばっかりに

チリクラブを食べながら気になって気になって(笑)

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あ、肝心のお料理はツアー人数と同じく

いかばかりか、いや、随分にやり汗

コンパクトでした。

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ま、私はそれでも十分でしたけどね。

 

 

 

手をベチャベチャにしながら食べる料理なので

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備え付けのエプロンをして

 

 

↓日本からもっていった手袋までして

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食べましたよ。

 

おかげでそれなりにキレイに食べられたけど

そもそも量がかなり少なめだったから

きれいにフィニッシュ出来たのかもしれませんてへぺろ

 

 

空気が不穏だからか

食べにくいからか

このあとの説明を

食事中ずっとガイドさんに相談しながら食べていたからか

 

お隣のおじいちゃんのお洋服には

かなり派手にチリが飛び散ってましたが

そんな事は1㎜も気にもされていないご様子で

 

行き方も、行く時間があるかどうかも分からず

帰国便に間に合うかすら怪しいゲッソリという

孫たっての希望を、何とか叶えようと

次から次へと

ガイドさんに質問を浴びせています。

 

 

どうやら

さき程まで私たちが行っていた

ガーデンズバイザベイの

クラウド フォレスト。

東南アジア、アフリカの雲霧林を再現し
人口の山と、高さ35mの巨大滝を配した温室へ

行きたいらしい。


それに応えんと

あれこれと出来うる限りの説明を

親切なガイドさんは

じいちゃんばあちゃんに

そして孫たちにレクチャーしていました。

 

 

 

ついでのように

○○さんはこのあとどうする?

ベイサンズ。ショー。見る。いいよ?!

 

私達までガイドさんに提案されました。

 

 

 

そう

この前観たマリーナベイサンズの

対岸のショーです。

 

 

なんとなくその気にさせられて

ならば、そうしましょう。となり

 

 

 

 

 

ここから

この御家族と成り行きで

またご一緒することになっちゃいました。

 

ガーデンズバイザベイと

ベイサンズは同じ駅を利用するのです。

 

 

 

 

 

同じ

 

そう

地下鉄の駅。

 

 

 

というわけで

 

あんなに避けていた

 

地下鉄マスラピッドトランジット

MRT

成り行きで乗ることになりました(笑)

 

 

しかも

この御家族のこれからの冒険を見かねたガイドさんが

タッチパネル式の切符の買い方を、一から教え

改札も使い方も指示し

一緒にMRTに乗せてくれたのです。

自宅へ帰るための方向が一緒という理由だけで。

 

まるっと勤務外のボランティアです。

 

で、我が家もそれに便乗したという(笑)

 

 

 

ありがたやぁ。

無事ベイフロント駅に付きました。

たった一駅の冒険だったんですけどね(笑)

 

 

 

 

 

フィンランド、ロシアと続き

 

今回の旅もまた

思わぬ偶然な出来事が重なって

予定外に冒険と経験を積むことが出来ました。

 

 

 

ちっぽけな事の連続だけれど

こうして私たちは

一個ずつ

良き思い出を

宝物のように鞄に詰め込むことになりました。

 

 

思わぬ

予定変更。

楽しいひと時でした。