フィンランド旅⑮ やり残したことを | からふるテュール

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北欧神話の神様“テュール”は英語の火曜日tuesdayの語源
そんな火曜を中心に活動する
ゆららのパステル作品と
パステルで彩った“からふる”な日常です。
好きをいっぱい詰め込んで♡

何時だったっけ・・・


サンタ村から帰ってきた時刻が
思い出せません。

7時くらいだったかな・・


やっぱり次第次第に
記憶は薄れていってしまいますね・・。




そして
昨日気が付いたけれど
フィンランド旅⑫ マジックアワーの記事

その画像は
最終日空港までの撮影だった・・・じゃ・な・い??


ムンクの叫び汗汗
ということで

記事そのものを書きなおす気力は無いので
こうして訂正しておきます(笑)








今回のフィンランド旅は
1日目と4日目は
ほぼほぼ移動のみに費やされてました

5日間の旅とはいえ

4日目
ホテルからのバス移動とフィンランド内での乗継
機内泊ののち
5日目は朝にはもう
セントレアに到着という事で

実質、現地で遊べるのはまるっと2日しかありません。

だからこそ
あれこれ詰め込んできたツアーでもあったのですが

それ以上に
サーリセルカは魅力いっぱいで
やり残したなぁ・・と思えることだらけでした。



7時ごろ
ロヴァニエミから戻ってきた私たちは
今晩残された数時間で出来る事として

レストランで食事することと
もう一度
メイン通りのお店を巡ることを決めました。





この日は1月3日日曜日
3日目の晩です。

日曜だからでしょうか
昨日と比べると随分
街はひっそりとしていました。

まず一番離れているスーパークーッケリへ。
お買いものリベンジです。
昨日とは違い足取りも軽やか(笑)

変わらずスーパーの棚は
からんとしたままでしたが
それでも心に余裕があると
見えてくるものも違うのですね。


朝食のバイキングで美味しいと思えた
色んな食材をいくつも
そこに見つけることも出来て





色々と買いこむことが出来ました。




ムーミンの歯磨き粉も


bliw(ブリュー)のハンドソープも
デザインは限られたけど買う事が出来ました。



たくさん買ったら
放置ソリで運ぶ・・サーリセルカの裏ワザです。

楽ちんで楽しいの。








旅の間
あんなに分厚くかかっていた雲も
この夜は
いつの間にかどこかに消えて

雲のベールをはいだ町は
次第に
この町らしい冷気を空から招き込み
ひんやりと肩に降りそそぐようですが

同じ北半球の
自分の街でも見慣れた星たちが
そこには
より力強く輝き

私の街では見つける事も無かった星々が
たくさん
キラキラと美しく輝いています。



思い返せば
アクティビティ三昧だった昨日一昨日は

この厚い雲のおかげで
寒さがやわらげられていたのですね。
何も知らずの私たちを
雲が守ってくれる時間だったのかな。


LUMIというレストランで


 そんなことを二人

ぽつぽつ思い出し思い出し 語ります。


窓から見上げる空をみて
ふと思います。

今頃
追加でオーロラハンティングに出かけた人たちは

バスに揺られているだろうか・・・


自分たちの体力と気力と相談して
もう一度オーロラ遠征に参加するのを
見送った私たちだけど・・・


それは
後悔を生まなかったかな・・





北へ走ることをやめて

ゆっくりと
南の街に腰を据えて
最期の夜と食事を
楽しむことを決めた私たちは


この旅で起きたいろいろを
もう思い出として振り返っていた

食卓でした。

Check please !!

会計をしてもらおうと
ウェイターさんを呼んだ時だったな


ウェイターさんがレシートを見て

「Wow!!oneoneoneone!!!!」と

よく見るとお会計は11110ユーロ。

ぞろ目って
外人さんも驚くんですね(*^_^*)


和やかな空気がそこに流れて
気持ちよくレストランを後にしました。




この後ホテルの近くで
オーロラ見れたらいいね。

ま。無理でも満足だよね。

十分
楽しかったよ。
楽しかったね。


ホテルまでの道すがら

最後の夜と
この町の空気感を
一つひとつ確かめるように歩き

見られないかもしれない・・いえいえ。

ほぼほぼ諦めていた
この旅でのオーロラ最後のチャンスにも

お互いの気持ちを
ちょっぴり慰め合いながら
歩いたのでした。


とっても濃厚な旅だったのです。
オーロラが無くっても。


ただ
オーロラを見よう!から始まった

旅ではあったけれど・・・




さぁ。ホテルでパッキングしなくちゃ。