フィンランド旅⑨ 大人がそり遊び | からふるテュール

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北欧神話の神様“テュール”は英語の火曜日tuesdayの語源
そんな火曜を中心に活動する
ゆららのパステル作品と
パステルで彩った“からふる”な日常です。
好きをいっぱい詰め込んで♡


さて昨日最後の行で書いた

夢。

夢というとちょっと大げさかもしれませんが

ずっとずっと
一度やってみたい
と思っていたことがありまして。

それが今回叶ったひとつ

そり遊びです(●^o^●)


ここサーリセルカには
街のあちこちに
放置されたそりが落っこちているのですが

基本それは
誰が使ってもOK
使ったらまた
そこに放置しておけばOKでした。

スキーリゾートでもある
フィンランド・サーリセルカはここ↓



スキー・スノボはもちろん
犬ぞり
トナカイそり
スノーモービル体験
スノーシュー
クロスカントリー
オーロラハンティングツアー

などの


ウインタースポーツや
寒い土地ならではのアクテビティが
申し込めば気軽に時間と体力のある限り
あれもこれもと体験できる場所です。


それら有料の企画もともかく


雪を介した遊びはいろいろできますし
星空やオーロラ観察は
街の明かりを避ければ
お金もかけず気軽にできるのです。

私も、ちょっとした隙に
いくつも流れ星を見ましたよ(*^_^*)


凛とした空気の中、天気さえよければ
見上げた空に
たくさんの流れ星と出逢う事が出来るのも
魅力だとそう思うのです。





・・・話がそれましたが

そんな
無料のアクティビティである
そり遊び

この歳になって(笑)
しかも海外で
やってきました。



カウニスパーの丘という
四方をぐるりと見渡せる小高い丘に
スキー場があります。

そのスキーゲレンデと並行して
丘の頂上から下る坂道は
全長1.2キロもあるフィンランドで一番長い
そりコース

街の灯が点々と明かりを結ぶ丘の下まで
そりで下り降りることが出来ます

この時まだ2時半から3時。


早くしないと
カーモスのフィンランドはあっという間に

日が暮れてしまう!

(と言っても、日はほぼ昇りもしないも同様なのだけど)


犬ぞりから帰ってきて
オーロラハンティング前のその隙間時間!

このタイミングでしか
チャンスが無いので
がんばって丘の上にやってきました!


もう(笑)滑る気満々なので

一眼レフはお部屋に置いてね。



日暮れまでに
もう時間は無いのだけれど

お昼ご飯もまだ食べていない!

この隙間時間を逃すとまた
食事も抜きになってしまうので(~_~;)

カウニスパーの丘に来たら
これを食べないと!!

というくらい人気のサーモンスープも
ぬかりなく
丘の上にあるレストラン『Huippu』で食べました!




評判だけあって
美味しかったです。
鮭がゴロゴロ入っています。

あぁ・・どこまでもピンボケだ・・・


素朴なパンつとのセットです。


このケーキもね、美味しくっておすすめでしたよ(^_-)-☆


満腹になって
いよいよ滑走です。


ここから先の画像は全くありません。

ちょっと尻込みするほどの勾配も何か所もあって
アドレナリンが出まくり(笑)

カメラを持っていたとしても
もはや暗いし、そもそも撮ってる場合じゃない(笑)



身をおこしたり寝せたり
足や手でスピードや方向を加減したり

あの手この足
身体を駆使して

さながらオリンピックのリュージュ選手のよう(笑)

画像お借りしました。


でもね・・・


どっか間違っちゃったんですよね・・・


気が付いたら
そりゲレンデのコースをいつの間にか
大幅にそれて


どうやら

車道をガンガンすべってたらしいです


それも楽しそうにきゃーきゃいいいながら(笑)


どこで間違っちゃんったんだろう・・・




間違った道をすべる途中

同じようにそりを小脇に抱えた
外人さん家族一行とすれ違って


なにやら話しかけられました。
「#$%&‘*#$%~~」   

 in a foreign language わかりませーーーん!


同じように
そりを楽しんでいる外人さん一行
だと思っていたから


最上級のジャパニーズスマイル
言葉が分からないなりに相槌を打っていたけれど


首をかしげて立ち去ったあの人たちは



ほんとうは
ほんとうは


「ここ車道ですよ!危ないですよ・・・」とでも
・・言って・・・いたような


今更ながら
そんな気がしてならない・・・


のでありました。



えぇえぇ。

そうですとも。

旅の恥はかき捨てとは言いますが


日本の恥は
ぜひ回収して帰国したかったと

そう反省しております(笑)







でもね 楽しかったのよ。


もう一度滑りたいとは・・

懲りない私。