人生の彩り | からふるテュール

からふるテュール

北欧神話の神様“テュール”は英語の火曜日tuesdayの語源
そんな火曜を中心に活動する
ゆららのパステル作品と
パステルで彩った“からふる”な日常です。
好きをいっぱい詰め込んで♡

昨日のこと。



一言言ってやらねば(。˘•ε•˘。)
…と

弟にLINEをしてました。


あれこれと呟き交わすうちに


気がつけば

『おねぇ。
大丈夫大丈夫
頑張れよ‼』

…と

なんと私が励まされてた、、という。



終いには


なんだそれ(笑) なんて
スマホに呟きながら

妙に顔が笑ってしまっていた私です。




今朝の庭巡りをしながらも
そんな昨夜のやり取りを思い出していました。


誰に見せるわけでもない
我が家の庭

ほんのり色づいた木々が
今年の今年の実りを
集大成とばかり
秋に満たしています。


植え付けが遅れて
今年はもう咲かないだろうと諦めていた
ネリネが



花を咲かせ始めました。

そんな物言わぬ花を見ながら


なんだか頼りなくって
ついつい説教ばかりしてしまう私の弟も

いつのまにか
私の知らない場所で
いいおじさんになっていて。


彼なりの人生をちゃんと
実らせているのだと

ふと思わされたのです。




彼のゆっくりとしたペースは
いつの間にか
穏やかな思慮深さとも思えるものへと変わり

頼りなく思えていた身のふるまいも
歳が行き
見え方が変われば
それが
人思う優しさへと熟成されたのだとも

思うのでした。




家族とはいえ
それぞれの個性と価値観をもち

家族だからこそ
その違いに色々を思わずにはいられない

だけれども

そんな
家族だったからこその
我慢強さの中で

全く違う個性すら
近くに感じ理解するチャンスを
もらえていたのだなぁと・・


離れた今更ながら
思うのでした。




そばにいるのが当たり前だったころ
彼の個性を
どれほど理解していたかしら。


そんな彼の個性を
私の個性を通して見つめていたことを

今となって気がついて


一度に
私の個性、彼の個性、両方の個性を
見つめ返すことが出来た出来事でした。


人生とは
歳とるほどに
味わい深いものですね。


季節は豊かな
秋 真っ盛り。

私の日々も
そこそこ実り豊かに
なってきたのかな。


そして
私の人生にも
深き秋は
宿り始めているのかもしれないですね。♡(❁´◡`❁)