暖かくならないからね・・なんていう
春の訪れを待ち望む声を
よく聞きますが
私の住む町では
国府宮のはだか祭がすむまでは
春は来んからね・・というのが
古の時代からの言い伝えです。
旧暦の1月13日
今年は2月12日にあたるその日を
稲沢市民はどこかそわそわしながら
指折り数えます。
あと2週間
けれど年明けすぐから
タウン誌には特集がくまれ
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140125/18/yurara887/c1/29/j/t02200293_0480064012824726758.jpg?caw=800)
もう とっくのとっく(笑)に
さらしやお祭り足袋などの
はだか祭用品は店先をにぎわしています
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140125/18/yurara887/8f/3a/j/t02200293_0480064012824726759.jpg?caw=800)
街はすでにざわめいているのです。
奈良時代から端を発するという
わが町のお祭りは
時代の波の中で
参加する人々の想いを幾重にも変えながら
大切に執り行われています。
その機運も
熱を帯びている人と
そうでない人が
この時代の中では
大きく分かれるようになってしまっていて
それも仕方のないことのようですが
私が嫁いだこの家は
どちらかというと
祭り熱の高い家柄であったので
私はちょっと得しているような気もします。
だって
ウキウキする人の中に居られるって
ちょっとしたご褒美ですよね(*^_^*)
義兄は毎年仕事を休んで参加する人で
もうすでに
うきうきして過ごしているのですが
休みにあたったら出る!
というスタンスのうちの旦那様は
今年は火曜に重ならなくってちょっと残念そう。
来年の旧暦1月13日は
火曜日にあたるとかで
「来年こそは出るぞ!」なんて息巻いています。
年が明けたばかりなのに
鬼が笑うよ(笑)
言ってみればはだか祭は
裸になれる男の人のためのお祭り
いくらあちこちで
雰囲気が高まっているとはいえ
女である私にとっての
春待ちは
もっと別のところにこそ
たくさんあって
そして
そんな細やかさこそが
嬉しい便りです。
今日庭先の樹に目をやると
ほら
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140129/17/yurara887/ea/31/j/t02200293_0480064012828896702.jpg?caw=800)
三つ葉つつじが
ほら
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140129/17/yurara887/88/de/j/t02200293_0480064012828896701.jpg?caw=800)
子手毬が
ほら
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140129/17/yurara887/4d/f4/j/t02200165_0640048012828896699.jpg?caw=800)
ドウダンツツジが
その裸の枝に
そっとつぼみを育んでいるのに気が付きました。
あー
ひっそり 始まっている。
もうすぐそこ。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140129/17/yurara887/91/1c/j/t02200165_0640048012828896700.jpg?caw=800)
そこまで春は
来ているのだと思うと
私のウキウキも口火を切ったのでした。
![ペタしてね](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/decoPeta/pc/decoPeta_17.gif)
ひそやかな春まつり。
始まり始まり
![好](https://emoji.ameba.jp/img/user/na/namida-egao/1496.gif)