自分が感じたことがすべて | からふるテュール

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北欧神話の神様“テュール”は英語の火曜日tuesdayの語源
そんな火曜を中心に活動する
ゆららのパステル作品と
パステルで彩った“からふる”な日常です。
好きをいっぱい詰め込んで♡

先日 岡崎まで「葉祥明展」に出かけた時

土地勘のない岡崎で
お昼ご飯をどうチョイスするかなぁと
考えて

ネットの飲食店 口コミサイトで
調べることにしました。

せっかくだから
美味しいもの食べたい。
そう思いまして。


そうしているうちに
いくつかの和食のお店へとたどり着き

そこから雰囲気、値段、営業形態
そして投稿者さんの意見を参考に
いくつかのお店をリストアップして
いざお出かけとなりました。

どんな事柄にも
辛口な意見はつきものだし
またその逆で
全面的に「褒め褒め」な記事もあるしねーーと

車を走らせながら
夫婦であれこれと
考えながらも
結局なんとなく(笑) で
「温石」というお店にお邪魔しました。

 

私としてはとっても満足のいく
素敵なお店でした。
 
お味ももちろん
色んな所にお客様を喜ばせるための
しつらえがあったり
大将との距離感も温かみがあって。




そして これ見て見て
 
欠けた食器が「金継ぎ」されてる。
私の憧れの金継ぎ。

この食器さん
大事にされてるなぁ・・。





美味しく心地いい昼餉の時間をいただいて
その帰りの車の中で

金継ぎの話がまた持ち出されて
ふと
口コミサイトでの評価の一文を思い出しました。


掃除が行き届かず
素人接客
食器が欠けていて残念


そんな評価を受けていたのは
あの店だった気がするね・・。



そんな評価を受けてなのかは
定かではないけれど

確かにかけていた食器は
けれど
愛おしそうに
金のあしらいをうけて
大切に手直しして使われていた。

お客さんとの素朴なご主人とのやり取りも
私にとっては心地よく

それを見て
ほほえましいと思う私のような客もいて

そして
そんな私は今
なんだか幸せな心地で
車に揺られて
その食事の余韻を語り合っている。



「誰かの語る言葉よりも
 自分の感じたことこそが全てだね・・」

そうつぶやいた私に

「ふふ。そうだね」と
運転席で旦那さま。







それぞれ にとっての
それぞれ の体験の中で
それぞれ の想いをはぐくみながら

私にとっての
「世界」も成り立っていくのだな・・
誰かの世界のすぐ隣で・・



たくさんの世界が重なっていると思うと
なんだか不思議な心地がしてくる私なのでした。











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