自分と相手とを切り離して円満離婚 | 円満離婚カウンセラーゆらこのわかりやすい離婚の話

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こんにちは。離婚カウンセラーのゆらこです。

 

 

私が行政書士になって間もない頃、家庭裁判所の裁判官だった方の離婚の研修を受ける機会がありました。

 

その研修では、円満離婚の前提として「心理的離婚」が不可欠ということがテーマになっていました。

 

心理的離婚とは、相手と自分とを切り離して考えること、相手ともう一緒にやっていけないという現実を受け入れ、自分と相手との関係を客観的に見れるようになることです。

 

 

子供のためには、憎しみ合って別れるのではなく、円満に離婚することが大切。

 

そして、円満離婚のためには、その前提として心理的離婚の達成が必要という考え方です。

 

当事者の心理的離婚達成のために、家庭裁判所ができるアプローチについても研究されているようでした。

 

 

余談ですが、今朝ドラの「虎に翼」で、主人公が女性初の家庭裁判所の判事になり、家庭裁判所設立にかかわるところをやっています。

 

家庭裁判所は普通の裁判所と違い、結構細かいところまで考えてくれるんだなと思いながら見ています。

 

もちろん、理想通りに行ってない部分はあると思いますが、ドラマでも言ってたとおり、愛のある裁判所なのです。

 

 

話を元に戻しますが、心理的離婚、まさしくその通りだと思います。

 

そして、離婚カウンセラーというのは、主にその部分を引き受ける役割と思っています。

 

その部分をやりたくて、私は単なる行政書士ではなく、離婚カウンセラーとしての活動をメインにしています。

 

 

相談者の中には「離婚したい」と言いながらも、相手の話ばかりする人も少なくありません。

 

そういう人の心が本当に求めているのは、「相手を自分の思い通りにすること」や「相手にわかってもらうこと」であって、「離婚すること」ではないのです。

 

相手にまだ関心や期待がある状態なら、焦って離婚を進めない方がいいと思います。

 

 

本当に離婚したいなら、「離婚すること」が達成できれば問題ないはずです。

 

相手がどう思うか、相手がどう行動するかなんて、たいした問題ではありません。

 

実際に、そこに至っている人、すなわち心理的離婚ができている人は、淡々と離婚手続きを進めているのです。

 

 

私は、離婚とか夫婦のことにフォーカスしても、心理的離婚は難しいと考えています。

 

ですので、もっと自分の人生全体を見て、自分らしく生きること、自分の生きる意味を考えることをおすすめしています。

 

離婚問題をきっかけに、自分らしい生き方を見つけましょう。

 

 

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