こんにちは。離婚カウンセラーのゆらこです。
パートナーに対して感じることには、男女で違った傾向があります。
男性の方は、女性に関して、自分の都合の良い面しか見ようとしないところがあります。
世間一般の夫も、妻に対して多少なりとも不満は持っているものですが、だからと言って「もう嫌だ」とか「離婚したい」というふうにはなかなかなりません。
妻には良いところもあって、それは自分にとって都合が良いことだから。
たとえば、少々きつい妻でも、美人だから許せるという夫も多いんです。
自分にとって都合の良い点だけを見るということは、欠点があってもきちんと良いところを見れるということですから、ある意味素晴らしいと思います。
ですが、妻の都合の悪いところは知りたくない、知るのが怖いんだろうなと感じることもあります。
たとえば、男性は妻が浮気している可能性があっても、積極的に真実を知ろうとしないことがよくあります。
自分の思い違いだろうと良きように解釈してることも多いんです。
一方の女性は、男性に関しては、自分にとって都合が悪いところも含めて総合的に見ています。
たとえば、男性が1つ失言をしたら、「ここでこんなことを言う人だから、他の場面でもきっと信用できないに違いない」と応用的に考えます。
女性にとっては、一事が万事。
なので、男性は恋愛関係や夫婦関係において、一度の失言や一度の失敗が命取りになることがあります。
離婚を考えている女性でも、夫の悪い面だけでなく、良い面もわかっています。
ですが、悪い面が自分にとって決定的になってしまうと、いくら良い面を見せられても、やり直す気持ちにはなりにくいのです。
仮に夫の悪い面がマイナス10で良い面がプラス20だったとして、プラスマイナスでプラス10だからOK…とはならないんですね。
夫のマイナスが5のときに手を打っておけばよかったのに、マイナス10になってしまえばもう無理、そこからは夫がいくら頑張ってプラスを30にしても40にしても離婚回避できないということがあります。
そういうわけで、妻の信頼をひとたび失ってしまうと、夫がいくら頑張ってもなかなか気持ちが変わらないことが多いです。
夫としては、「自分はこんなに頑張ってるのに」とか、「今から心を入れ替えて頑張るから」と思うかもしれません。
ですが、時すでに遅しということがあります。
そもそも、男性は夫婦関係がぎくしゃくしてきたときにも、「妻もそのうち機嫌を直すだろう」「時が解決してくれるだろう」と自分の都合の良いように解釈してることが多いですから。
結局、そうやってすれ違ってしまうことになりますから、注意しておいてください。
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