こんにちは。離婚カウンセラーのゆらこです。
離婚する時期として1年のうちいつ頃がよいかを気にされる方も多いと思います。
今回はそれぞれの月に離婚した場合のメリットやデメリットなどをピックアップし、離婚するなら何月がいいかを考えてみます。
●1月
1年の始まりに離婚というのも、悪くないと思います。
ただし、1月の初めは役所関係が休みなので、年末までに準備をしっかりしておき、年始早々手続きができるようにしておきましょう。
男性で妻を扶養していて配偶者控除や配偶者特別控除を受けている人は、12月に離婚するよりも1月に離婚した方がメリットがあります。
扶養しているかどうかの判定は、その年の12月31日時点が基準になるので、12月31日時点で離婚していれば1年分損します。
●2月
年度末離婚を目指す人は、2月中に離婚届を出しておいた方が、余裕を持って手続きができます。
離婚届を出した後にも、やらなければならないことはたくさんあります。
3学期は子供の学校が学級閉鎖になって予定が狂うということもよくあるので、スケジュールには余裕を持たせておくのがおすすめです。
●3月
年度末に離婚すれば、子供の進級や進学のタイミングに合わせられます。
ただし、上にも書いた通り、早め早めに動いた方がいいです。
たとえば、離婚届を出した後子供の名字を変えるにも時間がかかるので、3月末ギリギリに離婚届を出すと、新学期に間に合わないということがあります。
●4月
年度初めを気持ちも新たにスタートしたいという人は3月中に離婚届を出すので、4月を敢えて選ぶ人は少ないと思います。
4月は環境が変わることも多いので、離婚までするとバタバタと落ち着きません。
もう少し落ち着いてから離婚届を出した方がいいでしょう。
●5月
既に離婚が決まっている人は、5月のゴールデンウィークをどう過ごそうかと悩むところです。
それを考えるとストレスになるのなら、4月までに離婚届を出してしまった方がいいかもしれません。
5月に離婚届を出す場合でも、GW中は役所関係の手続きがストップするので、4月までにできるだけ準備を進めておいた方がスムーズです。
●6月
梅雨の時期に離婚したくないという人もいるかもしれませんが、6月は結構おすすめです。
6月は祝日もない上に、役所も比較的空いています。
6月は仕事も繁忙期ではないところが多く、仕事も休みやすい気がします。
子供も風邪引かず、学級閉鎖もないので、予定も狂いません。
●7月
子供の夏休みの間に離婚届を出したり引っ越しをしたりしてしまいたいという人は、7月の下旬がおすすめです。
児童扶養手当をもらう人は最初に申請した後も毎年8月に現況届を出すことになるので、7月頃に離婚届を出すと、手続きが1回ですむこともあります。
●8月
8月になるとお盆があるので、ちょっと落ち着きません。
公証役場で離婚公正証書を作るにしても、公証人が交代で夏休みをとるので、8月は予約がやや取りにくいです。
一方で、夏休みを取りやすい時期でもあるので、会社を休んで手続きを進めやすいというメリットもあります。
普段から仕事で忙しい人は、8月はおすすめです。
●9月
真夏の暑い時期に離婚手続きのために駆けずり回るのは嫌だという人は、9月に入ってから離婚した方がよいでしょう。
子供がいる人は新学期に入ったばかりでキリが悪いですが、名字の変更引っ越しが伴わないなら気にしなくてよいでしょう。
●10月
「子供の運動会が終わってから離婚したい!」という人は、10月になるかもしれませんね。
運動会は家族で応援したいとか。。。
10月の離婚も悪くないと思います。
●11月
ちょっと中途半端な感じはしますが、年内に離婚したいなら11月に離婚届を出しておいた方がいいかもしれません。
年末はただでさえ慌ただしいですからね。
●12月
年末でキリはいいのですが、誰もが忙しいので、12月の離婚は大変だと思います。
くれぐれも早くから準備をしておきましょう。
女性は年末までに離婚すると、その年は寡婦控除が受けられ、税金が安くなります。
ただし、年末調整に間に合わなければ、自分で確定申告しないと税金が戻ってきません。
年末調整に間に合うように離婚届を出すのがおすすめです。
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