副業のすすめ(4) | 円満離婚カウンセラーゆらこのわかりやすい離婚の話

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こんにちは。シングルマザー行政書士のゆらこです。


副業のすすめの最終回です。
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法律事務所で月~金の間10時~16時のパートをこなしながら、空いている時間にウェブライターの仕事をしたり、日曜日には試験監督のアルバイトに出かけたりするようになりました。

そうしているうちに、どこかの会社に雇われなくても、こうやって自分のできることを増やしていったらなんとかやっていけるのかもしれないという気持ちになってきました。

それが後々、行政書士で開業してみようかということにもつながりましたし、おかげで離婚することになっても気分的には落ち着いていたかなと思います。


ちなみに、私はずっと周辺業界にいて行政書士が食べて行くのに非常に困難な資格であることはよく知っていたので、なんとなく行政書士資格を取ったものの、10年以上具体的に開業を考えたことはありませんでした。

けれど、何が何でも行政書士だけで食べて行くというのではなく、行政書士も私のできることの1つなので、そこからも可能性を広げていきたいと思って開業するに至りました。


たとえ会社に雇われたとしても、その会社が絶対に倒産しないということはありませんし、何が起こるかわからないわけです。

まさかのときに備えて貯金してお金を蓄えておくことも大切ですが、それ以外に、何か自分のできることで収入につながるようなことを作っておくことも大事なんじゃないかと思います。

そういう意味で、副業や週末起業というのはメリットがあるんじゃないでしょうか。

大きな会社では副業が禁止されていることもありますが、自分で何かできることを探しておくという起業マインドは、常に持っておいた方が良いのではないかと思います。


これは、専業主婦にも言えることです。

いつか離婚をするかもしれないからというのではなく、専業主婦でも常に社会参加をしておく意識を持っておいた方が良いと思います。

すぐに収入につながらなくても、とりあえずはボランティアでもよいので、主婦になっても何か自分のできることで社会とのつながりを持っておくということは、実は非常に大切なことなんじゃないかと思うのです。


私は地方の出身ですが、私の育った田舎では、昔から主婦はたいていみんな働いていました。

会社があまりなかったので都会のように会社勤めをしている主婦はいませんでしたが、私が子どもの頃周りにいた主婦、友達のお母さん達はみんな働いていました。

農家や自営業者が多かったのでそういう家では奥さんも必ず仕事を手伝っていましたし、私の母は自宅で英語を教えていました。

家でピアノを教えていた先生、数学を教えていた先生、生け花の先生、洋裁が得意で服の仕立てをしていた人もいましたし、近所の子どもを預かったり、本や布団の販売の取り次ぎをしている人、喫茶店を始めた人もいました。

勤める場所がなくても、みんなそうやって家事や育児のかたわら自分のできることを探して、収入を得ていたのです。

例えば、地方から県外の大学に子どもを進学させようと思ったらそれだけでお金がかかりますから、どこのお家でもそうやって、お母さんが頑張っていました。


自分は何もできないと言っている人にも、必ずできることがあるはずです。

私の見る限り、できる能力のある人ほど、できない言い訳を考えるのも上手いです。

自分の可能性を狭めていて、もったいないなあと思います。

できない言い訳を考える前に、自分の可能性を信じて、何か始めてみましょう。


一人一人が普段から自分のできることを探して、常に社会参加をする意識を持っていれば、たとえシングルマザーになっても、路頭に迷うケースも少なくなるのではないかと考えたりもします。


今回も、長々とお付き合いいただきありがとうございました。(完)



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