発達障害の講演会と親の会② | 普通じゃなくていいもん!〜発達障害一家の日々の出来事〜

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ASD+ADHDの長女は接客業3年目、ADHDの次女は今年から看護師。二人とも一人暮らしです。
ASDの息子は音楽専門学校2年生。
旦那は個人事業主。
私は事業専従者をしてます。
ブログは書きたい時しか書きません。どうぞよろしくお願いします。

前回の記事の続きです。


講演会が終わり、1時間後に同じ会場で親の会だったので、私と旦那は会場近くのスーパーでお弁当を買って会場に戻りました。

そこで食事をしても良いことになっていたので、1人で食事をされていたママさんの隣に座り、食事をしながら色々とお話をしました。

とても気さくな方で、初めて会ったのに全然緊張せずに楽しくおしゃべりできましたおねがい


おしゃべりしてたらあっという間に1時になり、親の会が始まりました。

この親の会は、不登校をテーマにした会でした。

区内で不登校の子を対象に、支援をされている団体の方、区内の小中学校でスクールカウンセラーをされている方も来ていたので、インターネットで検索してもなかなか出てこない情報を手に入れる事ができました。

午前中の講演会もそうですが、やっぱり発達障害の支援というと小さい子の療育はたくさんありますが、中学生以上では公的な支援はほとんどなくなります。

民間ではいくつかありますが、どうしても金銭的にも親の負担が大きくなり、そこも私は悩みどころでした。

でも、なんと無料で勉強を教えている所もあり、そこの方も来ていてどんなふうにやっているかの説明もしてくださいました。

私も旦那も、『息子もそこで勉強できたらいいな〜』と思いました。

でも、息子はやっぱり東京という場所がもう嫌で嫌で。。。

家に帰って話をしてみたけれど、行ってみようという気持ちはなさそうでした。


やっぱり不登校の子の親は、学校以外の子どもの居場所探しに苦労されている方も多く、そして皆さん
『焦らない、子どもの良いところを褒めて、というのは分かるけど、親の心にも余裕がなくて。。。』
と仰ってました。

そこで、ここぞとばかりに私がボランティアしている所のカフェの宣伝もさせてもらいました。

主催者の方は知っていたみたいですが、まだまだ知らない方が多かったです。


それから、ゲームの話も話題に出て。

私は実は子どもにはゲームやスマホはあまりさせたくない派です。

特に発達障害の子は、夢中になるとそれを辞めるという切り替えが苦手な事も多くて、長時間やり過ぎたり、止めるとパニックになったり。


でも、実際はどうかというと、うちはゲームもスマホも今は時間も全く制限せずにやらせています。

それは、息子は今は心がとても傷ついてしまって回復させるのが必要だと私は思っていて、そのために夢中になれることをやるのは良いのではないかと思うからです。

それに息子の場合はプラモデルを作るのも好きでやっていたり、魚を丸ごと捌いてお刺身を作ったりもたまにしていたりと、ゲームや動画から離れる時間もちゃんとあります。

ゲームは一人でやる時もあるけど、旦那と一緒にやったり姉弟とワイワイ喋りながらやったりもしていて、家族のコミュニケーションもゲームを通してできてたりする事もあるからです。


でも次女と息子のスマホは、制限の仕方を考えてます。

次女は中学の時にスマホトラブルにもあっていて、私は本当は取り上げたいぐらい怖いです。

でも、学校からの連絡もメールで来るのでそうもいかず。

次女のスマホには、前はアプリを入れていたけど機種と相性が良くなくて使えなかったので、また他のアプリを入れようかと考えています。


話がそれてしまいましたタラー

今回の親の会に参加して、やっぱり知的にグレーな子やうちみたいにIQは高いけど発達に凸凹がある子は、学校には馴染めず、支援もなかなか受けられず。

診断も小さい時にはつかなかったりするので、思春期になってからではもう親が主導で何かをさせるという事もできず。

やっぱり、人を羨んでも仕方ないけれど、療育手帳を取れる子の方が小さい時から色んな支援も受けやすいんだなぁ、と。


親の会が終わってから、同じ中2のグレーゾーンの息子さんを持つママさんとも話してたのですが、療育手帳の対象にならない子は、今の区内の中学校の教育の仕方では不登校になるしかないのです。

実際、そのママさんの息子さんのクラスには4人も不登校の子がいるそうです。

それでも区の教育センターの不登校の子への対応は、学校を変える事なく子どもを学校に戻す事、それが嫌なら民間へ、という感じです。


今回の引っ越し、息子には本当にかわいそうな事をしてしまいました。

私は実家や義実家から離れられて、やっと最近、長年苦しんだ生きてることへの罪悪感がなくなりました。

それに車が無くても生活できる事は、本当にありがたいです。

実は私は軽い接触事故は何度も起こしています。

ガードレールや壁に車を擦った事も何度もあります。

多分、元々の特性である不注意な所から、車の運転にはむいていないのです。

人身事故は一度も無かったのは運がよかっただけで、そうなる前に車を運転しなくてよくなったのは本当に良かったです。

長女と次女も、東京に来て色んな経験をできて楽しんでいます。

けど、息子は元々あった感覚の過敏は酷くなっているし、とても辛いようです。

私が車の運転を辞めた事も、息子にとっては大きな変化でそれも辛いようです。

やっぱりもう一度、息子のメンタルクリニックも探してみようと思います。


今回の親の会、とても楽しかったです。

親の会の初めに進行役の方が注意事項を言ってくださったおかげで、旦那も頑張って喋りすぎないように、自分の意見を言い過ぎないようにする事ができたと言っていました。


こちらの団体でもまた来年度も色んな講演会や親の会を開催するそうなので、是非参加したいですおねがいキラキラ