【42】名前とは逆に美しい景色の場所(長野・姨捨) | 仮設写真置き場「経道流」

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アカウント作成で終わるはずでしたが、たまった写真の整理に使っています。時間が経った痕跡、道、流れる川や時間、過去の自分など色々なものをたどりたいと考えています。

※表示のない写真の撮影日 2011年9月4日

 

長野県姨捨(おばすて)

年寄り嫌いの殿様の命で、山に老人を捨てていたが、老婆の知恵で国難を乗り越えることがきっかけとなり、その命令が取り消されたという言い伝えのある場所である。

 

姨捨駅

無人駅だが、規模の大きな駅舎がある。

駅舎内部

 

急勾配の場所に駅があるため、折り返しながら傾斜を緩めて上り下りするスイッチバック構造になっている。

 駅の先で線路が途切れている。

駅に入る線路とは別に、折り返して下の方に下る線路が左側に見える。

ホームの端から。

 

駅を出て、一度進行方向を変えた列車が下っていた。

 

標高の高いところに駅があるため、ホームには展望台も作られている。

 

長野市のある善光寺平(盆地)が一望できる。

水田が階段状になった棚田の景観でも有名な場所。

 

雪の時期の景色(次の3枚のみ2018.1.2撮影)

 駅名の看板も新しくなり、スイッチバックの線路を模式化したものになった。

 

 

2011年9月の訪問時に戻る。

駅周辺を歩いてみた。

斜面に踏切がいくつかある。

 

長楽寺

 

 

 老婆に関しても色々な物語がありそう。

 月の名所としても知られている。

 

 近くの公園から棚田の景色をみる。

 

 

駅より高いところを高速道路が通っており、そこにも展望台がある。

名前とは真逆のきれいな場所だった。