メリークリスマス!
実家にいた頃の私、クリスマスはと言えば、必ず家族旅行でした。
羨ましいと思われるかもしれませんが、年に5回家族旅行していました。GW、お盆、お盆の翌週、クリスマス、2月下旬の祖父母の命日です。
(婚活中は、コロナの影響でキャンセルになり、おかげで?私は旦那と無事ゴールインできました)
コロナ以外の理由で、この家族旅行はキャンセルになったことがありません。
強制参加でした。
中学の部活の合宿ですらも、泣く泣く家族旅行を優先。
そして社会人になった頃、ますます強まる呪縛…。
私が旅行代金を払えるようになったからです。
仕事は上手く調整していましたが、奇跡の有給消化率100%でした
(友人旅行する余裕なんて無い)
25の時。
父「半年前から予約すると割引がきくし、キャンセル代100%だから、絶対来てもらうよ!」
私「仕事なら都合つくけど、半年後に彼氏ができてるとか、同窓会があるなんてわからないじゃん」
母「早いもの勝ちなの!」
私「・・・(あー無理言ってるなあ)」
母「結婚したらもう二度と行けないのよ。今回が最後かもしれないじゃない」
↓
彼氏へのメール「家族旅行の先約があって…」と母に添削される。
↓
2年後
母「今年は彼から何もないの?いよいよプロポーズよね!」
その時はクリスマスからちょっとずれて春に家族旅行としてくれた。でも。
彼「えっ、今年は家族旅行ないの?」
私「うん。だからデートしようね!」
不安的中。クリスマス前までに別れました。
結局、仕事に行ったクリスマスイブ。
門限20時までに帰宅した27才。
期待した私が悲しい。
某コープのクリスマスケーキもケンタのチキンもある。
家族全員がそろう。会話は家族旅行の最終調整をする。
ずっと変わらぬ風景。
50代の両親と28の兄と27の私。
心は小学生。もはやマンネリ。
話は戻って。
クリスマス前後にある同窓会にも行けずに海外からメッセージを送る。
私「みんなに会いたいよー」
友「海外、羨ましいな。いつか会いたいね」
お嬢様と思われてるだろうな…
私以外は実家から出てるから。
私「いつも家族旅行と、かぶっちゃう」
とメッセージを打とうとすると、母が見ています。
母「誰とライン?」
私「同窓会の友達だよ〜」
母「ああ、同窓会の面子ね。どうせ彼氏とヤッたとか下品な話しかしないんでしょ。同窓会に行っても価値観あわないわよ。あなたは家族と一緒が一番。あなたは親孝行なんだよ」
私「・・・(このままずっと家族旅行が続くんじゃないか。いつまでも最後は来ないんじゃないか。私は同窓会に行きたい!)」
そして旅行中に次の旅行が決定するんです。
両親は
「日本に帰りたくない。帰国したら仕事に家事に、現実しかなくて嫌だな。次の行き先も決めちゃいましょう!」
と意気投合しています。
私「えー行きたくないよー」
父「お前だけ和を乱すなよ!旅行中くらいは仲良く!お兄ちゃんは『良いよ』って言ってるよ。お前だけ置いていくわけにはいかないんだ。ばあちゃんに怒られちまう。あと、お前がいないと言葉が通じなくて困るんだよ!」
私「もう良いお年頃だから、友達や恋愛優先にしたいよー」
滞在先で道行く男女をずっと見て、早くカップルで旅行したいと思っていました。
母「またカップル見てるの?」
私「うん」
母「よおく見て。あの人たちはみな指輪してるわ。だから結婚しているのよ。結婚前に彼氏と旅行しようとしたら、お父さんに会いに来て、頭下げさせるわ。結婚しないと」
↑
28の夏、「家族で海外旅行に行く」と言って仮交際が終わってから、
「私は家族旅行に行き過ぎなんだ。やっぱり行きたくないという感情は正常なんだ」と悟るのです。
先日、元同僚の人たちとランチしました。
(子どもは旦那に預けた)
「毎年、海外旅行してたよね~」
という思い出話になりました。
「あの時は羨ましかったし、毎年何度も行って豪勢だなと思ってたけど、結婚してから質素になったよね。結婚式しないし、新婚旅行は2泊3日。慎ましくなったよね。地に足がついたという感じ」
と言われました。
「もうあんな頻度では行けないですよ〜」
「そうよね〜良かった、良かった」
コロナで海外には行けないですが、旦那と代わる代わる台所に立って、鶏肉を揚げ、サラダを和えて、ノンアルコールで祝うクリスマス🎄、なかなか良いです
はサンタの扮装で祝いました
ここ数日で、私がスマホ見ると
「僕を見て!」という顔になり、スマホを置いて腕を触ってあげると、ニッコニコの満面の笑みになります。
気づくようになりましたね!!(たぶん)
というわけで(苦しい言い訳〜)イラストを描くタイミングが取れません
代わりに絵文字で遊ぶ←