毒母による独身の娘の産院選び | オトメン旦那を尻に敷けない ~毒親と婚活を経て、結婚~

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婚活→新婚生活、実家(毒親)対応、旦那の料理。嫁の成長(旦那による育て直しの記録)、妊娠中の話。

私の20代前半の頃の話です。

過干渉な母は、私のために、
子ども(母にとっては孫)を安心して産める産院を探していました。

その頃からずっと、母の同僚のあいだでは「孫出産ブーム」でした。
どこかで孫が誕生すると、母は必ずお見舞いに行き、産院のチェックをしていました。

「また行ってくるね!すずのために産院を見てくるね!」

「そうか(汗)!行ってらっしゃい〜」

「いつでも孫を産んで良いのよ!産院もバッチシだから!」

「その前に、彼氏がいないよ〜」

「さっさと結婚しなさい!」

もう〜!話が飛びすぎなんだから〜




そして、ある産院が母の眼鏡に叶ったのです。

〇〇レディースクリニックという産院。
出産費用は84万円、食事は豪華、無痛分娩可能。
実家からは電車二本を乗り継ぐ場所。

この産院の情報を、
母は私に刷り込みました。

「いいね、孫を産むなら、この産院よ」

「だから彼氏の影も形もないよ?」



実は、母は、第一子(繋留流産)、第ニ子である兄、第三子である私、を別々の産院で産んでいます。
聞いた感じでは、私を産んだ産院が一番良かったみたい。(第一子の産院のことは、ボロクソに言っていました。)

母が選んだ〇〇レディースクリニックも、良い所だと思います。
母なりに、よく選んだ、と言いたい。

ただし、今思えば、2つ肝心なことが抜けていました。


・子どもの父になる人の意見をまったく無視する前提。
(母的には「自分の意見がなく、御しやすい、何でも従う人を伴侶に迎えなさい」と言っていたので、言いなりにさせ支配するつもりである)

・実家からの利便性しか考えていない。(里帰り出産の前提だったのかな…?)

母と私のジェネレーションギャップもあるのだろうけど、(未来の)旦那の意見が通るスキがない…。

母の出産の時も、父がすねていたのが、今ならわかる…。






ここからは今の話。

妊娠中の私は、
どうせコロナで、家族のお見舞いも立ち会いも制限されるのだから、
産む時には一人になるのなら、
自分の希望のところで産みたい、と思います。

←その感覚が普通だ、という自信があまりなく、検索しちゃったりしているのが、毒親育ちらしい点ですかね…。


カンジダでお世話になった産婦人科で、
妊婦検診を行い、9週となった今、
分娩予約もできることになりました!爆笑

カルテも引き継げるし、
先生の個性もよくわかるし、
〇〇レディースクリニックと遜色ない。
(むしろ担当医は産科界で高名な人らしい)

…そこで産むつもりでいます!おねがいひらめき電球

実家から産院への交通の便は、電車一本なので、意外と良いのです。
傍から見れば、とても合理的な選択肢のようです。
←母子手帳交付時の区役所の担当者にも、
「そこなら、ご実家からもお見舞いに来やすいですね!ウインク
と言われつつ、私は苦笑していました。


区の担当者さん、…そんなに、私の母は、産院のことを喜ばないと思います。
娘夫婦が勝手に決めちゃう、とか言って。

普通の親なら、分娩できるだけでも、喜ぶ産院なのね…メモメモニコニコ

でも、親の顔色のことなんて
気にしていたら、私まで暗くなっちゃう。

できるだけ、気にしたくない。

私の親の古くて境界線がなくて心配性すぎる価値観じゃなく、いろいろな人の価値観を知りたい!チュー

今、産科の女医さんや区の担当者さんの話を、親よりも先に聞いているのは、そんな理由からです。

2月という時期だと、親は、いろいろしでかしてくれそうなので、もう少し親には、お口チャックですキョロキョロ
(「孫育てのために、雇用更新のきりのいいタイミングで仕事を辞めて来たから、子守に雇って!」と言いそう汗


旦那は、相変わらず、とても嬉しそうです。爆笑
私も、旦那と一緒にあれこれ決められることが、とても嬉しいです照れ音譜