今年6月の出来事の備忘録です
過日東京出張命令
金曜日なので自宅に帰省したいところ
翌日土曜日に宮崎で病院の予約や食べ友との約束あり
弾丸日帰り出張となりました🤣
習志野方面にある会社の視察が目的だったのですが
僕の他に3人が一緒に出張でした☺
僕は日帰りだしANAでいつも帰省のように飛行機予約
すると一泊予定の同僚達が連絡してきて
皆さん宮崎の地元の方々なので一緒に連れてってと…
僕は昼飯をちょっと寄り道して遠回りして行く予定
そのため飛行機も一便早いのを予約したのですが
ランチも含めて一緒させて欲しいとのご要望…トホホ
僕が1番の年長者だし、立場上ご馳走しなきゃならん
まぁ仕方ないので一緒することにしました😅
そんなこんなで僕が伺ったのは人形町『そよいち』
実はあまり良い評判も聞かないのですが
どうしても一度伺ってみたかったのです☺
実はこのお店は『キラク』の流れを汲むお店なのです
『キラク』は1951年長谷川外吉氏が創業した洋食店
外吉氏は富山県出身で上京し印刷会社で働くも
20歳で料理人を目指し見習いから始め33歳で
屋台を引いて独立したのが1946年のことらしい
当初は天婦羅を主に提供していたがお店創業時の頃は
肉をメインに提供するようになったそうだ
外吉氏は凄い目利きで仕入れた肉を1週間以上熟成し
肉の旨味を最大限に引き出して提供していたそうだ
その看板メニューが《ポークソテー》だ
豚肉を200gに塊の肉を切り分けるのですが
何枚切ってもピッタリ200gに切り分けていた
その後、山本益博さんが著書の中で《ビーフカツ》を
紹介してからはこちらが更に看板メニューとなった☺
僕が『キラク』を知ったのもこの頃である(*^^*)
これは鮮明に覚えているのだがテレビで外吉氏が
《ビーフカツ》を揚げる時間がこれまた何回揚げても
ピタリと同じ時間で引き上げるのだ(確か28秒ほど)
実際に何度か当時食べに行ったが確かだった😅
記憶によると音で判るのだと言っていたと思う
当時ビーフカツなんて食べたの初めてで感激した
さてさて小生も新卒で転勤などがあり足が遠のき
いつの間にか外吉氏は鬼籍に入ってしまわれた😞
その後以前より《ポークソテー》を任されていた
長女が元プロボクサーの方と結婚されお店を
切り盛りしていると噂に聞いていたが…
三姉妹の相続をめぐってお家騒動が勃発したらしい。
そして会計担当だった三女が何処からか
料理人を連れて『キラク』を継ぐことを主張したため
(『キラク』閉店との噂…前を通ったが閉まってた)
追い出された長女と次女は近くに父の名前をとって
『外吉』と云うお店を開くのです…
ところが三女が『外吉』を商標登録して横槍を入れ
『外吉』と云う店名が使えなくなり『そよいち』に…
と云うことで『キラク』の味を求めて…
長女が元々担当していた《ポークソテー》は次回にし
ここは《ビーフカツ》@2000を゙注文してみました☺
うーん美味しいけど…お父さんの思い出が勝つかな
外吉さんも揚げ物のテクニックや肉の見極めは
流石に伝授できなかったんだろうなとは思う
でも『そよいち』は2008年に創業して既に16年
不味ければ潰れているだろうし市民権を得てる
そして《ミニカレーソース》@400というのがあり
それも注文していました(*^^*)
こういうチョイ掛け出来るのとっても嬉しい
そして流石は老舗とも云える洋食屋さんの味で
とても良かったです\(^o^)/
日南から連れて行った同僚達も美味しいと喜んで…
彼らは泊まりだったので週明けに…お世話になったと
東京土産を買ってきてくれました…東京が自宅(笑)
でもその氣持ちが嬉しいですよね(*^^*)
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