自家製このこ塩辛 作ったよ In 札幌 (単身赴任者の自炊飯シリーズ)4 | 1級フードアナリスト ユピロ菌の迷える子羊達へ

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悩んでいたときに救ってくれた言葉や料理をおすそ分け。仏教に自分で掛けた首輪は自分でしか外せないという言葉がある。悩みを解決してくれるのは宗教でも他人でもない。自分自身でしか解決できない。

 
 
 
 
 
今年3月の出来事の備忘録です
 
 
新型コロナウィルスの影響で
 
高級海鮮物の行き先がなく売れなくて困ってる
 
そんな状態になってしまいました
 
そんな中で
 
東京の名だたる有名なレストランにお魚を卸していて

 

そのシェフ達に信頼が厚いのが函館の小西鮮魚店さん

 

(↑クリックするとお店のHPへ お取り寄せ可能です)

 

Facebook投稿を見てたら

 

ちょっと珍しいもの譲って頂けるということで

 

血抜活〆神経抜きの《ホッケ》と《ししゃも》と一緒にお願いして

 

送って頂きました✨

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
これなんだか判りますか~
 
とっても貴重な《このこ》です
 
《このこ》は海鼠(なまこ)の卵巣ですね✨
 
子供の頃からお正月には
 
必ず《なまこ酢》をたくさん作る家なので、
 
《このこ》あるいは≪このわた≫は
 
ちょっとだけ取れると食べていたので郷愁があって
 
メッセージでお値段を聞いたらすごくお手頃価格で
 
譲って頂けるとのことだったので函館から送って頂きました
 
《このこ》だけも寂しいので
 
血抜活〆神経抜きの《ホッケ》と《ししゃも》と一緒にとなったのです
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さて本当は
 
《干このこ》でも作りたいとこだけど
 
札幌の住まいの環境ではちょっと無理なので
 
塩辛を作ることにしましたよ(^_^)/
 
まずはザルにあけて水で洗います
 
 
 
 
 
 
 
 
 
更に料理用に使っている純米日本酒で
 
洗ったら下準備は完了です
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
この≪このこ≫を
 
湯煎して殺菌した
 
いくつかの小さな瓶に詰め
 
今度は飲酒用の純米酒を振りかけてから
 
ミネラル分を含む藻塩を加えます✨
 
そうして2~3日冷蔵庫で寝かせると味がこなれ
 
美味しい《このこの塩辛》が出来上がります
 
 
 
 
 
 
 
 
 
≪このわた≫が混ざらず
 
≪このこ≫だけなので
 
本当に色が綺麗ですよネ
 
こんなに見事な≪このこ≫を入手できるなんて
 
なんて贅沢なんでしょう
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
でもちょっと我慢できなくて
 
8時間位のものを
 
味見しちゃったよ~^_^;
 
う~んまだ味がこなれてないから
 
酒のツマミにはちょっと早いかな~🎵
 
でも飯友にしてみたら美味しい~❤️
 
これでも十分美味しいんだけど
 
寝かせるともっと美味しくなることが確信できました
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
テフロンのフライパンで
 
極々細い弱い火で
 
この<このこ塩辛>を
 
並べておいて
 
水分を飛ばすように
 
ゆっくり焼いてみると
 
<干しこのこ>のようになって
 
メチャメチャ美味しかった
 
 
 
 
 
 
 
 
 
やっぱり味がこなれてきたら
 
更に角が取れて
 
メチャメチャ極上の
 
<このこ塩辛>になってました
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
沢山の量があったので
 
殆どは冷凍して
 
適時解凍して楽しんでいます
 
僕の最適な飯友です
 
兄へのお誕生日プレゼントにも
 
買ったものではなく
 
この自家製このこ塩辛を贈りました
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
滅多に住まいでお酒飲むことはありませが
 
5月には良い日本酒(後日記事になりますwww)が
 
入手できたので
 
解凍した≪このこ塩辛≫をツマミに
 
楽しみました
 
メチャメチャ日本酒に合う~
 
旨すぎる~
 
 
 
 
 
 
 
 
 
一回解凍すると
 
こんな丼ぶりにしたり
 
贅沢だ~
 
もうストックがだいぶなくなったので
 
来年も入手できるといいなぁ~