長崎「四海楼」 ちゃんぽん&皿うどん 九州旅行記(15) | 1級フードアナリスト ユピロ菌の迷える子羊達へ

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悩んでいたときに救ってくれた言葉や料理をおすそ分け。仏教に自分で掛けた首輪は自分でしか外せないという言葉がある。悩みを解決してくれるのは宗教でも他人でもない。自分自身でしか解決できない。


(撮影著者不明・ネットより拝借しました)



またまた九州旅行九州記に戻ります

長崎龍踊りに行ったら

ここに再度行こう

そう思っていたお店があります

前回行ったのは

確か中学校の修学旅行学生

だからかれこれ30年近く前の記憶

これから食べるものを

食べたという記憶だけで

美味しかったのか、不味かったのか

他の事は覚えていません汗らーめんどんぶり






歳なんですかネトボトボ

無性に行きたいと思っていました酔っ払い





(現在の四海楼・平成12年新築)



お店の名前は

四海楼

長崎ちゃんぽんらーめんどんぶり&皿うどん皿

発祥のお店として有名ですネ






まずは大正から昭和初期まで

出前用に使われたちゃんぽんの蓋付の器を復刻したもので

出してくれるという「蓋付ちゃんぽんセット」丼を注文






HPによると

ちゃんぽんらーめんどんぶりのルーツは福建料理の

「湯肉絲麺(とんにいしいめん)」。

これは麺を主体として

豚肉、椎茸しいたけ、筍たけのこの里、葱葱どを入れた

あっさりしたスープ。







これを四海楼の初代陳平順が

ボリュームをつけて濃い目のスープ

豊富な具材、独自のコシのある麺で

作ったのが「ちゃんぽん」だそう

長崎近海でとれる海産物、蒲鉾、イカイカ

うるかき(子ガキ)、小エビえび、もやしモヤシ

キャベツキャベツを使いったことが、

ちゃんぽんの起こりとなつた。

「ちゃんぽん」の名前の由来は

福建語でチャポン=「ご飯をたべる」から

きているという説があるそうだうふふ






美味いじゅる・・

丸鶏にわとりと豚骨、鶏骨を3~4時間掛けて


炊き上げたスープは滋味深く

優しくも濃いスープ

あとを引くスープでしためっちゃGOOD。







セットにしたので

餃子餃子


う~ん、流石です

老舗の餃子餃子の味


美味しいです

焼き方も底がパリッとして

及第点でしたバンザイ




さてさてお次は

皿うどん皿です

僕は最初、極細面を揚げたものに

餡を掛けたものを皿うどんというものだと

思っていたのですがえ~

それは炒麺(ちゃーめん)というのだそうですy’s





皿うどん皿のルーツは


「湯肉絲麺(とんにいしいめん)」

これはスープがなく、

いまでいう焼きそばのようなもので

四海楼の初代陳平順が

ちゃんぽんのバリエーションとして作ったもの。

ちゃんぽんと同じスープを加えて作るので

正直味が殆ど一緒でしたなるほど





一説には当時、

外国からソースソースの輸入が盛んになり

国内でも盛んに生産されるようになると

陳平順はソースソースの持ち味をベースに

新しい味の料理として考えたとも・・・

なので現在でも長崎龍踊りの人は

皿うどんに長崎龍踊り特有のソースソース

かけて食べる人が多くいるらしいです

う~ん、これはこれで美味いラブ

でも、汁なしちゃんぽん麺だなぁ

こりゃ


ちなみに当時は麺類は椀や丼ぶり空丼

入れて食べるのが当たり前と

考えられていたところに

スープがないために浅いお皿皿

うどん状うどんのものが乗って

出されたので、

いつしか皿うどんと言われるようになった。




あと

「合多司(ハトシ)」を食べました

えっとー

肉のパン生地巻き揚げのことなんです





お~、サクサクっとして

美味しい~

これはいかに油切れをよくするかが

勝負の料理ですネ

ということで、30年ぶりの

四海楼でした(*'∀`*)v

キミ
あひる心理がいないと寂しいイカ土下座


                   旅行記つづく