賢い人は聞き、愚か者は語る | 1級フードアナリスト ユピロ菌の迷える子羊達へ

1級フードアナリスト ユピロ菌の迷える子羊達へ

悩んでいたときに救ってくれた言葉や料理をおすそ分け。仏教に自分で掛けた首輪は自分でしか外せないという言葉がある。悩みを解決してくれるのは宗教でも他人でもない。自分自身でしか解決できない。


先日、

青春出版社

「明日が変わる  座右の言葉全書」

という本を手に取った。

その中に、

古代イスラエルの王であった

ソロモンの言葉が記されてあった。

「賢い人は聞き、愚か者は語る」

つまり、

本当に賢い人は自分の能力を

人前でひけらかすように

ペラペラ、ペラペラとは

話したりしない。

逆に、もっと知識を得ようと

注意深く向上心高く

周囲の話に耳を傾ける。

その姿勢は、謙虚に他ならない。

その反対に、

愚かな者は、

自分の知識が浅いことすら気付かずに

わずかな知識を自慢し、

少しでも自分を大きく見せようとするものだ。





世の中には、残念ながら人を中傷・陰口を言ったり、

勝手な思い込みで人を責めたりする人がいます。

そうすることによって自分の身を

守ろうとする悲しい、寂しい人もいます。

語れば語るほど、

人としての価値を下げていることにも気づかずに・・・。

でもネ、

最近、それも一つの生き方なのかなと思います。

誰だって、生きていくことに一生懸命。

ましてや一人で周りに本当に信頼できる人がいない人や

表面だけの虚構の付き合いの中に身を置く人は

歳を取って一人ぼっちの不安な人生を送ることになるのだから、

それを責めることはできないなって思うのです。

人はネ、心を込めて生きなければいけないんだよ。

時には相手に対し、本気で怒ることも、本気で笑うことも、

本気で心配することも、本気で許すことも、

本気で謝ることも、本気で愛することも

心がこもっていなければ、すべては無にひとしい。

だからネ、

僕は、自分への戒めも込めて、

今日の、この言葉をよく心に刻みたいと思うのです。





そして、そんな時に思い出したのが

最近、少し判り掛けてきた

相田みつをさんの言葉。

解説はしません、紹介だけしますね。

貴方の心を信じています。






「道」

長い人生にはなあ

どんなに避けようとしても

どうしても通らなければ

ならぬ道

というものがあるんだな

そんなときはその道を

だまって歩くことだな

愚痴や弱音は吐かないでな

黙って歩くんだよ

ただ黙って

涙なんかみせちゃダメだぜ

そしてなあその時なんだよ

人間としてのいのちの

根がふかくなるのは

相田みつお