シスター渡辺和子(1)~挨拶 | 1級フードアナリスト ユピロ菌の迷える子羊達へ

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悩んでいたときに救ってくれた言葉や料理をおすそ分け。仏教に自分で掛けた首輪は自分でしか外せないという言葉がある。悩みを解決してくれるのは宗教でも他人でもない。自分自身でしか解決できない。

ユピロ菌が尊敬する人は多々いるが、


その中で宗教家というと2人。


一人は、このBlogでも紹介したことがある。


天台宗大僧正(中尊寺貫主)に昇りつめたとともに、


直木賞作家(「お吟さま」)でもあり、参議員議員を務め、


「週刊プレーボーイ」で「極道辻説法」を連載した


今東光(こん とうこう,1898年~1977年)である。


YouTubeより↓



http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=ycdeFgpRQCA




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そしてもう1人が


シスター渡辺和子(1927~)である。


ユピロ菌が渡辺和子さんを初めて知ったのは、


中学生の頃である。


たまたま朝早く起きテレビをつけた時に


カトリック協会の「心のともしび」という番組


http://www.tomoshibi.or.jp/


をやっていて、


そこで語っていられたのが渡辺和子さんだった。


「暗いと不平を言うよりも、すすんであかりをつけましょう」


という番組の決まり文句が印象的であり、


内容は忘れてしまったが、


渡辺和子さんの語りに、感動したのを覚えている。


以来、すっかり忘れていたが・・・



ユピロ菌の迷える子羊達へ



それからユピロ菌も大学を卒業し、


会社に勤め始めたころ、


本屋でみつけたのが、


渡辺和子さんの文庫本であった。


なにげに買って読んでみると、


その内容は人としての生き方等が書いてあり、


とても興味深く、心に衝撃が走るものであった。


以来、内容を忘れては読み直し、


今でも1年に1回は読み直している。




ユピロ菌の迷える子羊達へ



このユピロ菌のブログで


渡辺和子さんの本の内容を少しづつ紹介する


シリーズ記事を書こうと思います。


特にいまどきの女性には必読してもらいたい事を


書いていきたいと思います。




ユピロ菌の迷える子羊達へ



まずは渡辺和子さんについて紹介します。


昭和2年2月


教育総監・渡辺錠太郎の次女として誕生。


二・二六事件で目の前で父親が射殺された


悲しい出来事にあう。


昭和31年、ノートルダム修道会入り。


アメリカへ留学し、ボストンカレッジ大学院で博士号を取得したのち、


36歳という異例の若さでノートルダム清心女子大学の学長に就任。


平成2年まで学長、現在は理事長である。



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さて長い前置きに対して、


少しだけの内容で恐縮ですが、


人として最も大切な事の中に挨拶があると思います。


渡辺和子さんの著書『「ひと」として大切なこと』の


冒頭、授業の前にとして(一)礼儀の中に


こんな一節があります。


「挨拶くらいとおっしゃる方があるんですけれども、


 私は、挨拶さえできない人に、なにができるのだろう


 と考えています。その意味で、挨拶という、今


 日本の国から失われかけているもの、


 それに対してのこだわりを持っております。」


ユピロ菌の心の中に、凄く響くんですよね。


ユピロ菌は挨拶をとても大切にしています。


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