メモ以前高校生におこなった授業のあといただいた感想の抜粋をご紹介しています。

手紙障害を持つ人の話を聞くのは片手で数えるほどしかありませんが、
会うのはもう3桁を超えているかもしれません。
というのも、一か月に最低一人は電車や駅で遭遇します。
それは、片足がない人、腰がひん曲がっている人、
目が見えないのか、白い杖を持っている人や犬を連れている人などなどです。


初めのころは、見るたびにまじまじと気づかれないように見ていましたが、
今となっては「あー、また障害者か」と心の中でぽつりとつぶやくだけで、
それ以外は何とも思わず、いつも通りに過ごしています。

障害者がいるというだけで、その場から離れたり、
ひそひそと話している人を何度も見ました。
「電車の中にいたり駅を利用しているだけで別に迷惑をかけていないのだから
そんなに気にする必要なんてない」
と、そのたびに思いました。


ですが、中には迷惑をかける人もいます。
そのほとんどが、独り言を叫ぶように話す人です。
本人は何とも思っていないのか、
迷惑をかけていることに気づいていないのか、
そういう類の障害だと思いました。
先に書いたような障害者に対しては、よくない反応をする人はいるものの少ない方で、

中には親切に接していた人もいました。
が、後者の方は周りのほぼ全員が嫌そうな顔をしたり、
同情と軽蔑が入り交じった視線を送っていました。
そんな視線の中で、人の鞄の中を覗き込んだり、
意味もなく話しかけては、すぐにそんなことをした覚えがないかのごとく
別の行動したりと、そのときには、自分の中で、
理不尽と思われるような障害者に対する認識の方に賛同していました。
ですが、今回の講演を聞いて、
やっぱりどんな人に対しても、そういう目で見たりするのはやっぱり理不尽だ、
と再び思い直しました。


ゆうこさんの第一印象は、
「ああ、本当の障害者だ」
と、まるでそこらにいる蟻を見つけたかのように思っていました。
それ以上は見た目にどうこうとは思いませんでした。


再び申し上げますが、どうもありがとうございました。

※これを読んだ私の感想は明日お届けします


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