ラブレター以前高校生におこなった授業のあといただいた感想の抜粋をご紹介しています。
おとといと昨日に分けてご紹介した生徒さんのお手紙に対する私の感想です。

障害がある人、障害について語る人や話が嫌い(だった)、
という感想はそれまでもいただくことはありました。
その理由はどれも私には理解も納得もできるもので、
自分自身も、「当事者」と言われる方たちの話で、
すごく聞きやすい場合と、すごく聞きにくい場合があります。


直観的にその原因に気づくこと、

あとは、しっかり分析した上で、

自分が話すときには、これまで自分が聞く側だったときに

「きついな」と感じたパターンの話、話し方の特徴にならないようにしよう、
という意識を強く持って内容を組み立てたり
表情やテンポを大事にして市民講座や学校の授業でお話してきました。
 

私がご依頼いただいて人前で話すときに決めていることは、
暗くなり過ぎず、自分の持つ明るいエピソードもたっぷり話して
「この人の話を聞くのはたのしい」

と感じてもらえるようにする、
つらく苦しい話をするときにも、絶対に、
感情的になって怒りを目の前の聞いてくれる人たちにぶつけるようなことはしない、
などです。
つねに考えるのは「自分が聴く人だったら?」。


日常でも、職場や家庭で身近な人にどうしてもわかってほしいことを言う時、
まったく同じことを伝えるのでも、
話す順番、いくつか言ううちのどれをメインに伝えるか、
話すタイミング、声の高さ、話すスピード、表情で、
相手の怒りや反感に火をつけるだけでぜんぜん受け入れてもらえないか、
耳を傾けてもらい、ちゃんと伝わって話しあいができるか、
まったく正反対の結果になるなぁということを実感しています。
自分が大事だと思うことであればあるほど、伝えるときには、
ある程度しっかりと頭の中、そして感情も整理して、
最善の言い方を選んで口にしようということを心がけています。


そううまくいかないことも多いですし、
ものすごくエネルギーも気も使いますが。
 

※明日につづきます

 

チューリップ赤はじめてこのブログをご覧になってくださった方は、
プロフィールも読んでいただけるとうれしいです
※プロフィールは、yupikoの丸いプロフィール写真から
開けます