メモ以前高校生におこなった授業のあといただいた感想の抜粋をご紹介しています。
昨日の生徒さんからのお手紙

ameblo.jp/yupikorin0120/entry-12842549019.html

のつづきです。
 

手紙ゆうこさんに知ってほしいことが二つあります。
言い方が偉そうになっちゃってごめんなさい。


一つは、最近は、障害理解の風潮が広がっていて、
それ自体は良いことなのですが、知らなくて分かっていない人が、
昔とはまた違った偏見のもとで、障害を語るようになってしまっている、
ということです。
やはりいろいろな体験は、体験した人が伝えないと全然伝わらない、
と思いました。


二つ目は、障害者、健常者という分け方で嫌なことを言われるのは
健常者の方にもある、ということです。
確かに道を歩いていて、ゆうこさんのように、他人にじろじろ見られたり
「あの人〇〇だ」なんて子どもとかに言われることはありません。
でも怒られるときに、
「なんでお前は毎日、冬は暖かくて夏は涼しい勉強する場所があって、
寝る場所があってお腹いっぱいご飯が食べられて手も足も満足にあって、
目だってよくてこんな恵まれているのに、勉強ができないんだ」
とか言われたりします。
健常者で環境が整っていると、なんでもできるのが当たり前のように言われます。
(そんなにしょっちゅう言われるわけではないので、心配はしないでください)


だから、単純にそうだと思っていないかもしれませんが、

「健常者」という区分に健常者が幸せだと思っているとは、思わないでください。


今回は来て下さり、本当にありがとうございました。
とても興味深いお話と、有意義な時間でした。
是非これからもこのような活動をがんばってください。
本人が語ることにとても意味があると思うので、応援しています。
失礼のないように書いたつもりですが、嫌な気持ちがする点があったら
本当にごめんなさい。

 

※明日1日おいて、あさって7日に、このお手紙を読んだ私の感想を投稿します。

 

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