ラブレター以前高校生におこなった授業のあと
いただいた感想の抜粋をご紹介しています。

定期的にテレビや授業で障害の方のことを見たり聞いたりしたとき、
僕は「元気なんだ」と思っていたので、逆にそれだけでとらえるのも
立派な偏見なのだと気づかされました。


幼いうちは、まだ障害者についての教育がされていない、
そして大人は、学校でちょっとやったことも忘れていってしまい、
あえて触れようとしない限り、障害者についての知識や理解がなかったりするので、
なんだかんだ、学生が一番、障害について深く学べる期間だと思います。
チャンスがあるうちに、実際のお話を聞けるのはとても有意義で必要なことで、
そのおかげで、僕たちは、間違った偏見や知識を持たずに、
障害者の方々と一緒の社会で生きていける大人になれるので、
話していただけて本当にありがたいです。


つらい経験をしているのに、幸せだと自分を誇れているゆうこさんを
とても尊敬しました。
僕はまだ自分を誇れていないのですが、ゆうこさんの話を聞いて、
自分を誇れる最短の方法は、困難を乗り越えることなんだ
と思いました。
どんな人であろうとも、困難を乗り越えようと前を向いている人、
困難を乗り越えて笑っている人、そういう人がかっこいい人なんだと、
そういう人が自分を誇れる自分になれるのだと、
改めてゆうこさんの話を聞いて思いました。


ゆうこさんの言うとおり、障害のせいで孤独を感じてしまう人も多いと思うのですが、
障害者の方々への理解をした僕たちが、
周りの人と接するのと同じように話しかけたり、悩んでいることについて一緒に考える
というのが、こういう教育を受けることができた僕たちのすべきことだと思います。


自分は当たり前のことができるから恵まれているのだと、
幸せである理由を自分中心で考えていたけれど、
周りの、自分を大切に思ってくれている家族や友だちがいることも、
恵まれている要因の一つなのだ、と気づかされました。
自分は時折、酷く劣等感を抱いて、自己嫌悪に陥ることがあります。
でも、ゆうこさんの話を聞いて、自分は恵まれていないと思うことは失礼だと思ったので、
劣等感を抱くような環境にいることも、気持ち的な面での困難を乗り越えるための、
恵まれた、自分に設けられた機会なのだと捉え、
誇れる自分に少しでも近づけられるように、日々様々なものに感謝していこう
と思いました。


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