※こちらは以前有料販売していたメルマガ【コンサルをクビになった、あの日の俺に読ませたい「引き寄せライティング講義」】の内容をまとめたものになります。

全25話、お楽しみください!

 

 

心得シリーズ、最終章。

今回のテーマは「読者に説得をしてはいけない」である。

 

 

もちろん、

僕らが文章でやるのは説得だ。

 

あなたの

個人的な感情(=主張)が、

いかに素晴らしいかを説くわけだから、

説得以外の何ものでもない。

 

 

でもだからと言って、

理路整然、

真正面からぶつかっても、

 

読者はそうやすやすと、

首を縦には振ってくれない。

 

 

いくら商品が申し分なく、

そのセールスの話術に

非の打ち所がなかったとしても、

 

 

が動かされない限り、

説得に応じてはくれないのだ。

 

 

このカメラは素晴らしい。

 

ピントを合わせ、

シャッターを切るだけだから、

カメラに詳しくない年配の方でも、

プロっぽい綺麗な写真が撮れる。

 

今ならカメラスタンドが

限定特典でついており、

どうしても合わなかったら

返品交換も受け付ける。

 

あなたは、カメラを買うべきだ。

これ以上にベストなタイミングはない。

 

 

…って言われたところで、

 

「頭」では

「いいカメラなのかな」と理解できても、

 

「よし買うか」と、「心」は動かされない。

 

 

じゃあ、どうするのか?

上の企業は説得するのをやめて、こう書いた。

 

 

今しかない見れない

 お孫さんの笑顔を、

 写真に残しておきませんか?

 

 

すると、カメラはバカ売れ。

 

なんなら

カメラコーナーだけでなく、

オムツコーナーでも反響があったみたいだ。

 

 

繰り返しになるが、

 

僕らがやるのは「説得」なんだけど、

だからといって、

ただ押せばいいってわけじゃない。

 

説得というよりは、

納得してもらうこと。

 

読者に歩み寄ってもらう

引きのアプローチが、

ときに、読み手の「心」を動かすのだ。

 

 

 

他人事」で「心」は動かない

 

大切なパートナーの負担をかけないためにも、

事前に墓石を買ったり、生前葬を考えたり、「終活」を始めてみてはどうですか?

 

…と、健康的な老人が言われても、いまいちピンとこない。 

 

 

しかし、大きな病気をわずらって、死の淵から生還した老人であれば、

パートナーのため、「終活」に対して前向きに考える可能性は高くなるだろう。

 

 

先ほどのカメラの例も同じ。

 

いくらスペックの良さを説明されたところで、それが購入のきっかけとはならない。

孫の可愛い写真がいつでも見れる…という、この上ないご褒美があるから、「心」が動くわけだ。

 

 

つまり、

 

人は「他人事」では

動かないってこと。

 

そこに「当事者意識」が

芽生えるからこそ、

 

ようやく耳を傾けるようになり、

自ら歩み寄っていくのである。

 

 

覚えておいてほしい。

 

理性と感情、

決定権は常に「感情」にある。

 

 

人は決断を下すとき、

頭ではなく、心で決める。

 

それが人間だ。

 

 

いくら正しい理論を並べられても、

肝心の「心」が動くとは限らない。

 

論文や一般論を述べる文章に

僕らがあまり響かないのは、どこか

 

「他人事」

 

に、感じているからである。

 

 

だって、

どこか遠くの知らない国で

戦争が起ころうが、

あまり実感がわかないでしょう。

 

でもそこに

「原爆」ってワードがチラつくと、

とたんに気になる人が増え、

テレビのニュースでも報道されるようになる。

 

なぜか。

 

原爆は我々日本人にとって、

他人事ではない、繊細なテーマ。

 

だから、黙ってみてられないのである。

 

 

さて、話の規模が飛躍したが、

お伝えしたいことは一つだけ。

 

「これは他人事じゃない!」

 

と、読み手に感じてもらえれば、

向こうから歩み寄ってくる。

 

 

主張で説得するのではなく、

主張が他人事ではないと納得してもらう。

 

だから、読者に説得をしてはいけない。

 

覚えておいてほしい。

 

 

でも、具体的にどうやるの?

それは今後の講義でお伝えしていきます。

 

 

では、おさらい。

 

 

理性と感情、

決定権は常に「感情」にある。

 

だから、理路整然、

「頭」を説得させたとしても、

肝心の「心」が動くとは限らない。

 

そして、

他人事に思っているうちは、

「心」が動くことはない。

 

当事者意識が芽生えて始めて

「心」に響き、関心ごととなる。

 

 

文章を書くうえで大事なことは、

いかに「他人事じゃない!」と思わせるかどうか。

 

だから、

説得ではなく、納得。

 

そんな文章に、

僕らは「心」を動かされる。

 

 

 

ではまた、次回の講義で。

 

 

 

【アウトプット】

 

今回の内容に関する気づきや感想など、思ったことを言葉にしてください。

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→ 続きはこちら

「第18話 読者が文章を読みたくなるための条件」

 

 

 


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