こんばんは
本日は4日間に渡った
おおともゆう新アルバム「Traveling Home」レコーディング合宿最終日。
昨夜はブログのアップも正常に終わり、
午前3時過ぎに床につくことができ、
朝から声の調子が良かった。
どのくらい良かったかというと、
Superflyを原曲キーで歌えるくらい
ごめん
嘘
校庭から
理科室まで声が届くらい
いや
羅針盤が一周するくらい
いや、Mr.Childrenの桜井さんの生まれた時のキーくらい高かった。
とにかく
声が出が良すぎて
音を外してしまうくらい良かった。
あれね、
おおともゆうの曲って結構キーが高いんですよ。
なぜキーを高く設定するようになったかというと、
高いキーで歌った方が
ハスキーボイスの私のエモーショナルな部分がより強く出ると、叔父に言われたから。
あと前の事務所の社長にも高めのキーが良いと言われたから。
でもたぶん
声がデカイから
高いキーじゃないと釣り合いが取れないからだと思う。
よくMr.Childrenの桜井和寿さんと声が似ていると言われます。
その通りだと思う。
なぜなら
ずっと洋楽ばかり歌っていた私が
日本語でもロックが出来るんだと
一番最初に気づいたアーティストだから。
ありがとう。
日本語ロックは偽物だと思っていたからね。
でも
まあ
皆さま。
この日本には
おおともゆうがいる。
安心して下さい。
日本語でロックしていきますよ。
本当に勤勉だ。
まるでタイムカードを押したかのように
規律に則って仕事をするテリー氏。
ただ
問題は。。。
わたくしとカメラマンの宮田氏は
全く起きません。
起きたところで
朝のお散歩で午前中を潰してしまいます、
なので、
テリー氏がスタンバイしてから、
わたしがレコーディングを始めるまで
役3時間強のタイムラグがあります。
ごめんね
で
だいたいタイムラグが4時間に入ると
テリー氏から
「よし
そろそろやるか。」とお声が。。
まるで修学旅行生を束ねる先生みたい。。。笑
あまりに散らかっていて
レコーディング環境全体をお見せすることは出来ないのですが、
最終日はちょっと胸にくるものがある。
ここでタンバリンを収録した。
全く使わなかったYAMAHAの小型アンプと、新品のMartinアコースティック弦
こうやってみると
まさに今回のアルバムのタイトルにふさわしい。
Traveling Home
今いる場所への帰郷
そしてそこから始まる新たな旅
生活感を隠さない泥臭いアルバム。
嘘つかない
かっこつけない
傷つく
傷つける
成功する
うかれる
失敗する
それでまた
立ち直る
我が家への旅。
とても重いれの強いアルバム
そしてレコーディングだ。
その後
カメラマンの宮田くんと
昨夜お世話になった海鮮料理屋
飯岡名物店「しらす亭」で朝食を。
¥1,000 おかわり無料
安すぎ。
非常に美味であった
そして店員さんが本当に美人だった。。
ああ、せめて
ここが地元だったら!!!!笑
さて
夢から覚めて早速作業。
今日は残りの歌録りとハーモニカ録り昨日喉の不調で歌えなかった
「夢美人」「いつもの快速電車」
「旅人たちのSunny Days」「少年」を
なんなくクリア。
これまでの三日間が何だったんだと思うほどスムーズに終了。
二階で別の作業をしていた宮田氏を一回に降ろし、ラフミックスを一通り聴いてもらうことに。
一つ一つの曲に思い入れがあり
少し胸が熱くなるシーンがありました
マニア向けの作品にしてはいけない。
俯瞰で聴いて良いものにせねばと思い、
音楽に関しては最も一般のリスナーに近い宮田氏の方を振り向くと
聴いてねぇー!!!!!
ここでアルバム収録曲10曲
全てのレコーディングが終了し
時刻は16:30
なぜかそわそわし始めるテリー氏と
宮田氏
カメラマンの宮田克比古氏には
今回のアルバムのジャケットと
アーティスト写真を撮ってもらう
大事な任務が。
日暮れ直前の海へとダッシュで車を走らせるテリー氏
九十九里浜到着。
日が落ちる直前。
急ぐ宮田氏
さすがプロー!!笑
日が沈んでからも約1時間強
海風と寒さに耐えながら
約400カット以上を撮影
ここにはまだ載せられませんが
乞うご期待
帰りの狭い車内で
自分で撮った写真の余りの素晴らしさに
悶絶する宮田氏
ミスターナルシスト
大変素晴らしい写真ばかりでした。
本当にありがとう。
その間テリー氏は近くの温泉へ。。。
このレコーディング合宿で、
それぞれが
三者三様に付けた名前があります。
おおともゆう
「天才ブロガー」
テリー氏
「サウナー」※サウナ好きの意
宮田氏
「孤高の旅行者」
すっかり
宿の片付けが済んだ我々は
シーサイドスタジオ近くの
格安焼肉屋「今久」へ。
ここで4日間のレコーディング合宿の
打ち上げを豪快に!!
レコーディング合宿中
レコーディングのやり取り以外は
ほぼ無口だったエンジニアのテリー氏が
最終日ぽつりと言った一言。
「好きな曲があった。
ゆうくんの繊細な部分が垣間見られて
共感した。」
泣いたよね。
俺シンガーソングライターだけど
1人じゃなかった。
今ままで破天荒な振る舞いゆえに
色んな人たちと別れてきた。
でも
やっぱり
俺は愛が必要。
そして
仲間が本当にありがたい。
堅っ苦しく終わるの嫌だけど、
俺も1人じゃないし、
これを読んでくれている
あなたも1人じゃない。
1人だと感じているなら
ふと
空を見上げてほしい
一番光り輝く星があるから
迷子になり
指針を失った船が
遠くの灯台を目指すように
そんな灯台でありたい
小さく消えそうな灯りだけど
俺はアーティストとして
そんな灯台でありたい。
迷ったら聴いてほしい
俺も一緒に考えるから
Traveling Home
一緒に家へ帰ろう。
4日間本当に
エンジニアのテリーこと
伊藤広起氏
お疲れ様でした。
あなたの集中力には驚きと感嘆しかありません。
カメラマンの宮田克比古氏
この合宿だけではなく
いつも素敵な写真をありがとう。
今年
おおともゆうは
勝ちに行きます。、
俺のため?
うん。でも、よく考えたら
風呂場で鼻歌を歌っているわけじゃない。
今まで出会った人たちへのため。
そして
行き先を見失った
一つ一つの船を照らす灯台でありたい。
そんなアーティストであり続けたい。