すったもんだ割礼手術準備① | パパはアフリカン・マリ共和国人 虎家の日記

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2010年に上海で出会い、2013年3月に東京で国際結婚、7月長男AD、2015年9月長女LEO、2017年10月次女MAI誕生。
アフリカ・マリの文化や国際結婚ならではのエピソード、
お茶目なパパ・ISの事、三児の子育て、YunのアレコレBlog。
2020年11月に東京→愛知県へ引越。

マリ共和国では昔からの慣わしで、男の子は割礼を行っているそうです。
我が家のAD君もこの7月で3歳です。

私はわざわざしなくても良い、大人になってどうしても必要ならすべき、と思っているのですが、ISパパは絶対にしなくてはならない、と言い張り、
「1年上のお友達はわざわざお父さんと二人でマリに行って手術してきた」、とか
「東京で手術した。綺麗な病院で安心感があった」、
なんて先輩方の話を聞いてきて、実施する方向で準備を進めています。

記憶がしっかり残ってしまう前に早く終わらせてあげたい、というISパパの意向で割礼を行う予定で、只今すったもんだ準備中。

先輩から紹介された、「東京女子医大がおススメ」というので調べると、
http://www.twmu.ac.jp/KC/Urology/disease/child/phimosis/
(この記事は2016/7/04に書いてます。リンク先は内容が変更になることもありますので、ご注意ください)

「、、、日帰り手術ですがこどもが怖がらないように短時間の全身麻酔で行います。手術時間は通常30分以内です。手術の合併症はまれですが時に出血することがあります。出血が持続する場合はご連絡ください。
帰宅後の消毒は特に不要ですが傷の周囲に塗る軟膏をお出しする場合があります。手術をしてから24時間たってからシャワーを使用してください。お風呂は3日後より入って結構です。フィルムがはがれ落ちたらそのままにしておいて大丈夫です。
術後1~2週間ごろに来院してもらい傷のなおり具合を確認します。糸はすべて吸収されるので抜糸はありません。」
と書いてあったので、正直意外と簡単に出来るんだ、と思いました。

その時「私は基本的に反対なんだからさ、ISパパが手続きとか中心になって進めてよ?!」と言ったら、ISパパは本気になって、自分で予約の電話やらをしました。
そしてISパパがこの東京女子医大に電話したところ、「先ずは近くの病院で紹介状を書いて貰うことが必要」とのことでしたので、近くの病院へ紹介状を書いて貰いに行きました。

小さなクリニック?では、「宗教・文化的な理由で割礼したい」という話をしたところ、特に部分を診察することもなく紹介状を書いてくれたそうです。
その際、「何科宛の紹介状にするか?」と聞かれたらしいのですが、ISパパは何科なのかよく解らず返答に困ったところ、先生の判断で「小児外科」になったらしい。これがその後、大変なことに、、、叫び

で、いざ、東京女子医大へ。この初診察・手術説明は心配だったので、私も仕事を休んで一緒に話を聞きに行きました。なるほど、とても綺麗で広くて先進的な病院。

診察になり、お医者様に話を聞くと、
●前日入りして、翌日手術。更に一泊して退院。つまりは二泊三日で入院。
●基本的には母親が付き添い入院。
●全身麻酔
●術後2週間はプールや水遊びは控える
●保育園は翌日から行ってよい
●東京都民で健康保険に加入しているので、手術費用はなし。入院の実費のみ。
とのこと。


(え~?入院?話が違う)と思い、「ホームページでは、日帰り手術と書いてあったと思うのですが、、、」と、聞いてみると「科によって手術方法が違うので。うちは小児外科です」と、さらっと言われましたガーン

モヤモヤしつつも、とりあえず、一ヶ月後に手術の予約をして帰宅。

(つづく、、、)