神奈川県横浜市の工業地帯に沖縄タウンと呼ばれる街があると聞いて、僕は噂の鶴見駅へと向かいました。
沖縄大好きな僕でもこの沖縄タウンの存在は知りませんでした。
鶴見駅を降りてみると、特に沖縄を思わせる要素はなく、横浜の「ある街の風景」が広がってました。
・・・と言いたいところですが、この日は駅前でウチナー祭というイベントが開催されていて、駅を出た瞬間すぐに沖縄ワールドが広がってましたのでしたw
普段の駅前はおそらくごく普通の街並みが広がっているのだと思われます(;´∀`)
鶴見駅に来たのは初めてだったのですが、思っていたよりも大きな駅で驚きました!
ウチナー祭を楽しんだ後、駅から離れるようにカメラを片手に散策していきました。鶴見川という大きくて長い川を眺めながら歩いていくと、仲通商店街という場所にたどり着いた。
活気あふれた地元の雰囲気が味わえるかも?とワクワクしていたのですが、日曜日だからか、思っていたよりも静かな商店街で人気も少ない。
ところが商店街を進んでいくと、ある一角だけが大変賑わっていたのです!
そこはまさに沖縄ワールド!!
沖縄にしか売っていないものがたくさん並ぶ「おきなわ物産センター」と、その隣に飲食店が2店ありました。
飲食店からは美味しそうな沖縄そばの匂いが漂っていて、お店の前には沖縄名物、天ぷらが!!
沖縄そば食べてみたかったのですが、だいぶ並んでいた様子だったので、今回は見送ることに>< 次回は必ず食べますっ!
もちろん、沖縄のお菓子や飲み物はたくさん買わせていただきましたヾ(๑ㆁᗜㆁ๑)ノ”
また少し歩いていくと、再び沖縄そばのお店が!!
どうやらこの近辺には沖縄のお店がいくつかあるようです。
一体なぜ鶴見が沖縄タウンと呼ばれているのだろうか?
気になって少し調べてみると、ここ鶴見区の工業地帯はかつて多くの人々が働くために上京してきた地域で、特に沖縄県民が多かったという。
当時の沖縄は貧困生活だったこともあり、出稼ぎのためにこの辺りに数万人が移住してきたのだそうです。
しかしながら仕事内容は過酷なもので、沖縄人に対する差別もあったとか。
ここで生活するのに大変苦労した沖縄の人々が、力を合わせて苦難を乗り越えていった結果、現在のような沖縄タウンができたという。
なんだか当時の沖縄人の気持ちを考えると心苦しい話ですね。
何気なく歩いている場所はかつて何があった場所だったのか、探ってみると意外な事実を発見することがあります。どの場所にも歴史があって、様々な困苦があって今の形があるんだなと改めて思いますね。
実は沖縄県民が移住してきた場所は鶴見だけではなく、川崎や東京の大田区もそうなのだとか。
もしかしたら、その地域にも沖縄タウンはあるのかもしれませんねω
機会があったら散策してみようかな。







