愛情ホルモン「オキシトシン」の効果！

愛情ホルモン「オキシトシン」の効果
「オキシトシン」は別名「絆ホルモン」「愛情ホルモン」

と呼ばれています。

語源はギリシャ語で「迅速な出産」。

脳下垂体後葉から分泌されるホルモンの一種で、血液へと

放出されたオキシトシンは、体中の臓器に存在する

オキシトシン受容体を介して心理的にも肉体的にも

多大な影響を与えています。

従来は、出産や授乳時に多く分泌され、母子間の絆を深める作用が

知られていましたが、近年の研究で、親しい間で肌をふれあうと

オキシトシンが分泌されることが判明しました。

スキンシップによって、良い関係ができるのはオキシトシンの

働きがあることがわかってきました。

オキシトシンが分泌されると次のような作用があると考えられています。

出展　11　Interesting Effects of Oxitocin
翻訳 karapaia
参考　あさイチ

１．他者と関わりあいたいという好奇心を向上させる。
２．人間関係をより強固なものにする。
３．ストレスを緩和させる。
４．母親との思い出をより素晴らしいものにする。
５．出産を促し、母乳栄養に多大な影響を及ぼす。
６．発情を促す。
７．薬物の禁断症状を緩和する。
８．社交的になれる。
９．自己防衛能力を高める。
１０．睡眠を促す。
１１．他者に対し寛容になり、思いやる気持ちが芽生える。
１２．愛着関係を深める。
１３．ストレスに強くなる。
１４．自律神経のバランスを保つ。
１５．記憶力がよくなり、学習効果がUP。
１６．美肌になる。
１７．不安や恐怖をあおる役目がある。

その他　人への親近感、信頼感が増す。
　　　　ストレスが消えて幸福感が得られる。
　　　　血圧の上昇を抑える。
　　　　心臓の機能をよくする。
　　　　長寿になる。
　　　　浮気防止になる。

１７をつけくわえました。

大好きな人ができると必ず、「私の事どう思ってるんだろう？」

「好きになってくれるかな？」と不安な気持ちになるものです。

これもオキシトシンの仕業で

将来的に起こりうるストレスに対しての

不安感や恐怖感を高める作用があることも判明しました。

そのため恋愛をして精神的なストレスを感じたりすると

その記憶が本来よりも大げさに記録されてしまったり

何年も苦い思い出として心に残ってしまったりするのです。

誰かのことを好きすぎて胸が苦しい。

これはオキシトシンの仕業なのですよ

オキシトシンの二つの作用を理解することで

今後のホルモン治療などがより効果的に行えるように

なるそうです。

日本の東京大学大学院の研究では

１００人に１人以上の患者がいるとされる

「自閉症スペクトラム障害」に対して　この

「オキシトシン」を鼻からスプレーすることで、

特に苦手とする対人コミュニケーション障害が改善される

ことが　明らかになりました。

そして　もう売られていますね。

効くのかどうかは市販のはわかりません。

参考映像として。

できれば　自然にふやしたいで　方法を探ります。

受験生には　必要ですね、オキシトシン