梅窩（ムイオー）からディスカバリーベイまでハイキング！

香港の離島ランタオ島に欧米人が多く住む地域ディスカバリーベイがありますが、まだダンナが行ったことがないということで、ハイキングがてら遊びに行って来ました。約2時間のコースでしたが、海の景色はもちろん、島の修道院や集落の暮らしぶりなどが見られ、なかなか興味深かったです。そしてハイキング後はディスカバリーベイで恒例のお疲れさまビールとサンデーマーケットを楽しんできました

行き方

中環（セントラル）フェリーターミナルPier6から梅窩（ムイオー）行きフェリーで約35分（高速船）

フェリーには時間によって普通船と高速船がありますが、私達が乗ったのは高速船（日・祝/44.9HKD）。普段トラムやバスなど安い運賃に慣れてるので「たっか！」と思ってしまいましたが、その分座席は快適でした。

ムイオーに到着後、右手に進み海沿いの道を歩いていきます。山が見えてのんびりした気持ちのいい雰囲気。フェリーから10分位で銀鑛灣（シルバーマインベイ）ビーチへ。

広くて穏やかなビーチ。近くに数軒テラス席のあるレストランや売店があるので、こっちをハイキングのゴールにしてビーチでビールってのもアリですね。人も少なそうだしいい感じ。

海沿いの家や集合ポストなんかが、レトロでいちいち可愛いです。

とすっかりお散歩気分でしたが、ビーチ終わりと同時に登り坂スタートです。愉景湾（ディスカバリーベイ）の看板方面へ。

こんな階段になり、ひたすら上っていきます～。日陰がないので結構暑い。

振り返るとさっきのビーチがもうあんなに下に！でもまだまだ上りますよ～。

しばらくすると、え、ここ富士登山って位の渋滞ぶりで全然進めなくなりました。階段が狭い上に道が曲がってて前方が見えないので、単に混んでるのか、前の集団が遅いのか、なかなか確認できずにイライラしました（私はこの集団が遅いと予想）。

めっちゃ覗き込み、やっぱりこの20人ほどの（！）集団がほぼ止まってることが判明、階段の脇の道なき道からゴボウ抜きさせて頂きました。てか、後ろに人が居るんだから少しは端に避けて止まって欲しい

人混みを抜けて、東屋が見えると、やっと上り切ったよう。渋滞含めトータル30分位上りっぱなしでした。

良い景色です～向こうの山にはゴルフ場、海には坪州島が浮かんでいます。近いうち坪州島にも行ってみたいな。

この辺りは平らなエリア兼道になっているので、私達含め、多くの人が腰を下ろして休憩していました。まだ先に道は続いていましたが、私達は手前階段を下っていきます。

バナナの木。

周りの青々とした植物や木々を見てると、やっぱり香港は南国なんだと実感。

静かな山道を歩いていると、橋の向こうに教会があるようなので行ってみることにしました。

恐る恐るドアを開けると、こじんまりとした祭壇や（多分）懺悔の部屋などがありました。興味本位で写真を撮ることが躊躇われるような、素朴で神聖な雰囲気。

と言いつつ割と撮ってますが。質素なんだけど丁寧に大切にされてる感じがいいです。

時々眼下に海が見える坂道の木々にはこんな十字架。この辺りは、穏やかながらも厳かな雰囲気が漂ってました～。

で、そのまま気分良く坂道を下り続けてたら、あれ、道がない先にあるのは小さな船着き場だけ。ディスカバリーベイに行くには手前の道で曲がらなければいけなかったのです。

と思ったら同じくもう1人、坂を下りて来た香港人の女性に話しかけられ、3人で下りて来た坂をまた戻り、一緒に分かれ道へ。ちゃんとディスカバリーベイの看板ありました。道の最後からここまでは大した距離ではないので傷は浅かったですが〜。

ここからは集落の間を抜けていく感じになります。これは何の果物？野菜？

土地のない香港では珍しいですが、ここでは皆さん家庭菜園をやってるよう。ちょこちょこ色んな野菜を作ってるみたいで、日本の郊外ではよく見る光景ですよね。集落の人達、広東語喋ってましたが、見た目はフィリピン人っぽい感じでした。

で、野菜を売ってたりも。さっき一緒に道間違えた女性が何か買ってました。

のどかな民家の横を歩いていると、ノリのいい、懐かし過ぎる音楽が聞こえてきました。こ、これはマカレナでは～無意識についリズムに合わせて歩いてしまう笑　どんどん音に近づいて行くと、ある家の庭みたいなスペースでフィリピン系女性が音楽に合わせてノリノリで踊ってました結構な大音量なんですが、苦情とか全然大丈夫なんでしょうね～。さすが島。