ラインで「ブルームーンがきれいだよ。」と回ってきた。

外に出たら綺麗な満月。スマホで画像に収めるもただの光の円。肉眼で楽しむのが一番だ。しかし乱視の私にはぶれて見える上に白内障でぼんやりもやがかかっている。早くレンズ入れ替えたいな。今年の十五夜は間に合わないけど十三夜の10月27日はいい目で見られる。楽しみだ。

 

友達から回ってきた画像をありがたく使わせてもらう。

 

月を見て男性?女性どちらをイメージするだろうか?

満ち欠けと周期から女性をイメージしやすいように思うのだが、神話の中の神を調べてみた。

月の男性神

日本 月読命(つくよみのみこと)つきを呼び込む男神だ。

 

メソポタミア  シン 月を司り歴をつかさどる神

北欧 マーニー ムンディルファリという男が、自身の2人の子供があまりに美しいことから、娘にソール(太陽)、息子にマーニ(月)という名をつけた。神々はこれに怒り、2人を捕らえて、太陽を牽く馬車の馭者をさせた。ソールは太陽の運行を、マーニは月の運行と満ち欠けを司る。

 

インカ コニラヤ 力の強い神であったが、ふだんはぼろぼろの衣をまとった見る影もない姿で現れては、彼の正体に気付かない人々に軽蔑されていた。話が長いのでリンクを張っておきます。いや~、古代から見た目大事なんですね。

 

エジプトでは知恵の神トト神、コンスとイアフの三柱が有名な月の神三柱だというがいずれも男性。

 

 マヤ イシュバランケー 父フン・フンアフプーは、冥界の神フン・カメーとヴクブ・カメーの罠にはまって殺害された。フン・アフブートイシュバランけーは双子の兄弟で父親の仇を討って冥界を平定し、それぞれ太陽と月になって天に昇った。

 

月の女性神

ギリシャ ではアルテミスが真っ先に思い浮かぶ。 もともとは狩猟・貞潔の女神だったがのちにセレーネと同一視されて月の女神とされた。

 

ローマ ディーアナ 狩猟・貞節の女神 月の女神ルーナと同一視されるというところでギリシャ神話に似ている。

 

中国 嫦娥、常羲 中国神話伝説中で月の母です。日御である羲和と共に帝俊の妻とされている。常羲は十二個の月を生んだために一年には十二の月ができました。

 

 

アステカ コヨルシャウキ エドゥアルト・ゼーラーはコヨルシャウキを月の女神としたが、文献上の根拠がない。結構残虐な話でコヨウルシャウキの最後は首をはねられ、手足をばらばらにされて、コアテペクの下までころがり落ちた。しかもその後テンプロ・マヨールでウィツィロポチトリに犠牲をささげるときには、伝説を再現するように、生贄の首をはね、手足をバラバラにして、階段の上からコヨルシャウキの石板めがけて落としたという💦

 

なんとここまで書いたところで月を司る神々の一覧を見つけました。55柱中25柱が男神30柱が女神で若干女性が多かったです。愛や豊穣の神というのも多かったですが、知恵、知識、暦を司るというのも多かったです。月の光で夜勉強した。天体を観察したというところからもあるかもしれません。毎日同じ形で登る太陽と違って日々姿を変える月は古代では未知なるものだったでしょうね。

 

と、月夜の晩に神々に思いをはせて調べてみました。