5日目にもなると早くサンティアゴにつきたいという気持ちよりもうすぐ旅が終ってしまう寂しさのほうの比重が大きくなってきます。もっと歩いていたい。この貴重な時間を最後まで存分に楽しもう。
もう少しのところで行き倒れになった人のお墓のようです。かつては巡礼は命がけで、帰ってこられるかわからないから家を売ってお金を作って出かけた人もいるとのこと
其れで生きて帰ってきたらどうするんだろう?と疑問に思いましたが・・・
でもこの墓はそんなに昔のではなさそうです。
木製のオレオは珍しい。石と違って腐ってしまいますから残りにくいと思います。
バスのチェックポイントです。
お、レモネードがある。初めて見ました💛
そしてこの陶器、ユーチューブで何度も見かけました。
サルガデロスというメーカーが100周年記念に作った陶器で船の舳先に飾られた女性をモチーフにしているセレブレーションデザインと通訳してもらいました。
体調がよくなってから遅れていないのでランチも食べる時間がありました。トルティージャとレモネードです。
ユーチューブで巡礼者が毎回トルティージャを食べてるなと思っていたけれど、安くておいしい。確かレモネードと両方で5ユーロ前後でした。
ユーチューブでランチメニューが高!(10~15ユーロ)と思ったのはセットメニューでかなり量が多いものだったからです。私の胃袋だとバルで出される軽食で十分なので5~8ユーロあれば足ります。もっとも料理を注文していたら遅れてしまうのでほとんど日本から持って行った補給食をドリンクを飲む間にササっとたべるだけ。もしくは歩きながら食べるですませてましたけど
ロバだ。しばらくロバのパン屋さんの話題で沸きました。年がわかる。ただし私は話を聞いたことがあるだけで実物は見ていません。
これは日本だったらお地蔵さんみたいなものでしょうか?
休息のベンチ?
オベドロウソに到着
ホテルはペンシオンプラタスです。Wi-Fiもしっかりとどいて(これ大事)お湯も出ていいペンションでした。この辺りはお店も多く自由時間は買い物も楽しめました。
窓からの景色も田園風景でよかったです。
夕食の前に教会のミサに参加しに行きます。
大きなホタテ貝が印象的な教会です。
私は写真に撮りやすいように2階に座りましたが、1階だと信者さんと一緒に立ったり座ったり、ミサの終わりにはこちらの人は周囲の人と抱き合ってキスをするという…もちろんそんな習慣のない日本人は握手程度でいいらしいですが
この協会のスタンプはミサの後外でもらうことができます。2階に座っていると献金箱が回ってこなかったのでそちらで寄付させてもらいました。
夕食はホテルではなく、近くのレストランに
普通のメニューか好きなピザを選べます。
ピザでかい。日本の感覚だと2~3人分 そして具が多い。
私は普通のメニューで いつもの具だくさんサラダ
お隣からピザが回ってきました。これを食べたらメインが食べられなくなるのでは?
ほとんど上の具だけいただきました。
骨付きの豚肉です。とても柔らかくておいしい。スペインに来て一番おいしい肉料理でした。
そして脂抜きダイエットの時夢にまで見たフライドポテト
あぁ、なのにお腹が大きくて半分も食べられませんでした。
明日のお昼に持って帰れないか聞いたのですが添乗員さんが万一食あたりとかあったら行けないのでだめと(泣)
なんとここで道中何度かお会いしたワンちゃん連れの家族と遭遇
ホテル内ではなく外のレストランだからたまたま同じところに食べに来たみたいです。
ボーイがかなりのハンサムなので顔を隠すのもったいないんですけどね。でも許可を得てないので消しました。
実はオペドロウソでホタテのマークの入った帽子を購入したのでここで菅傘を捨てていくつもりでした。(もともと断捨離のつもりで持ってきました。ごみ箱に入らないゴミとなるので多めにチップを払って捨ててくださいとメモを残していくつもりだったのです。)
でもそれを言うと添乗員さんやガイドさんが
「日本人とは感覚が違う。ここの人にあげたら喜ぶ。」というのでこの家族にプレゼントしました。
わたしだったら見知らぬ人から使い古しのものもらったら気持ち悪いですけどね。
でもこの笠、海外のひとにはかなり好況で
「かわいい。風通しが良くて涼しそう。」道中でもそんな声がちらほら聞こえてました。(ガイドさんの通訳で)
この方も「これをかぶってサンテイアゴに行く」と喜んでくれました。
また菅笠をかぶって歩いていると英語で
「お遍路の帽子?」と聞かれました。
私は四国お遍路には行ってないので、詳しく聞かれたらやばいと思いつつ、帽子自体は四国の金毘羅山で購入したので「そうです。」と答えたら
「来年四国のお遍路に行きます。」とのこと
あちらでは四国お遍路は結構知られているみたいです。でも熊野古道はデュエルピルグリムとして認定されるのにちょっと知名度は低いですね。
一期一会の旅の出会いを楽しむのも徒歩旅行ならではの楽しみです。何度かあっているうちに連帯感がわくんですね。