ほぼ本調子に戻りました。声もまともに出ました。

ホテルからメリーデ市庁舎に向かいます。

 

向かいにはかなり立派な教会 大きすぎて部分しか写せません。

ここの扉が開いてるのはガイドさんでさえ始めて見たそう。今回「今まで開いてなかったのに今日は開いている。皆さん運がいい」というところが多かったです。コロナから回復してきたというわけではなく、後継者不足で司祭さんがあちこちまわりながら開けているので開いてい日といない日があるのだとか

せっかくなので見学 ステンドグラスがきれい

 

祭壇も豪華です。

 

巡礼道を進みます。たぶん巡礼者のための水道がありました。

 

おや、日曜日なので市が開いているようです。行ってみましょう。

 

チーズ買いたい。これから行くアルスーアはチーズの産地です。おいしいですよ。

でもリュックに入れて歩き回ってはもたないからと言われて諦めました。

サンティアゴの市場まで行けば真空パックしてくれるので持って帰れるそうです。でもこんな地元の人が買うような素朴なチーズが欲しかった。

 

こちらは豚足、豚耳、豚の顔です。

あぁほしい。でも肉類はユーロ圏内ならいいのですが日本には持込禁止です。

ハモンセラーノも買いたいけどダメ。買わなくてよかった。関西空港では犬が匂いを嗅ぎまわっていました。捕まったら単に没収だけではなく、ブラックリストに載るそうです。

 

 

この記事を書いているのが帰国から3日後。すでに記憶がややこしくなってきています。向こうにパソコンを持って行けば…とも思いますが、重いし・・・

 

この画像の建物が教会だったか…記憶がないです。ただこのすぐ後が教会内部の写真でした。外を取り忘れたのか、これがそうなのか不明

この鉄格子は作られた当時のものらしいです。

 

 

 

ボランティアで開けているそうで世界各国から来た人のノートを見せてくれました。

ボランティアと聞くと寄付をしたくなるのでワッペンを購入しました。

多分この旅行で今までで一番寄付というものをしたと思います。1日数回は寄付してました。小銭貴重です。

 

町を抜けるとすぐに自然で一杯です。あっ、仔馬

 

この木肌の白い木はユーカリと言っていたと思います。成長が早く経済的に使えるということで植樹したものの、雨の少ない地方では大規模火災の心配が起こり、しかも一度ユーカリを植えた土地は痩せてしまいあとの植物が育ちにくいので今は制限されているそうです。

 

あっ、素敵な石橋

好きすぎて3連発

 

 

 

向こうから馬がやってきました。巡礼者や巡礼路を守るためのパトロールだそうです。6日間で車でのパトロールを一度、馬を2度見かけました。

 

ペットボトルの水が乏しくなり不安に思っていたところ、水道がありました。こういうのは常に流しっぱなしです。まえの巡礼者もくんでいたので私もいただきました。普通においしい水でしたよ。お腹も大丈夫でした。

 

この日、体調がよく、前のほうを歩いていました。

ほんと夕べの魔よけの酒、ケイマーダに感謝です。

バスが停まっているチェックポイントの目印は噴水

 

 

チェックポイントでは一度みんなの顔を確認する必要があるのでこの辺りで写真を撮りながら待っていると

教会が目に入りました。

 

入ったらそこの人がめっちゃ話しかけてきます。スペイン語で💦

どう見てもわかってない表情の私に長々と

聞き取れたのはサンテイアゴという言葉だけ

 

しばらくするとガイドさんたちがやってきて説明してくれました。

スペイン風邪が流行った年、1918年から1920年にサンテイアゴ大聖堂は門を閉ざしてしまったのだそうです。

その時、この小さな教会が大聖堂の代わりに巡礼の最終地となり、巡礼者の認定もしたのだとか
ただこの話はガイドさんも初めて聞いたと言っていたし、帰ってからネット検索しても見つからなかったので定かではありません。

 

またしばらく美しい自然の道を歩き

 

前のほうを歩いていてゆとりがあるので木陰で一休みしながら景色をぼんやり眺める…海外でなんて贅沢な時間

 

途中左右に矢印がある場所に行きました。先頭を歩いていたのでガイドさんはまだ来ていません。

どっちに行っても同じところにつくはずですが、景色がいいとか、距離が長いとか、険しいとかがあります。

悩んでると外国人の女性と私たちのツアーの男性で

「どちらに行ったほうがいいの?」

「どちらに行ったほうがいいの?」

「私があなたに聞いてるのよ。」

「私があなたに聞いてるんだ。」
等ととんちんかんなやり取りが始まりました。おもろすぎるやん。漫才か
どちらも母国語でしゃべっていたのか、どちらも英語でしゃべっていたのかは記憶にありませんがなぜかわかりました。

英語で「しばらくしたらうちのガイドさんがやってくるのでその人に聞いてください。」みたいなことを言っておきました。

そして私たちは「迷ったら右」の法則をここにも当てはめて行ってみることに。

 

 

また民家が見えてきました。目的地はもうすぐです。

 

 

この橋の上ではみんな記念撮影しています。

ここにきて思ったのは歩いている人たちの満面の笑顔

それだけ満ち足りた旅なのでしょう。

「なんで高いお金払ってしんどい事しに行くの?」そういう人が大半でしたが自分の足で達成する喜び。一つ一つの風景を堪能する感動。なかなか得られない体験です。山登りとかする人なら気持ちがわかるかも

それが阪急トラピックスのサポートで安全、安心に過ごせるのですから、体力に自信のないど素人でも楽しめるところがいいです。(ただ荷物を持って30km歩くの軽いよ。という体力と言葉の壁などへっちゃらさ。何とかなるよの精神力のある人にはこのツアーはお勧めしません。過保護すぎる面もあります。道はとってもわかりやすく迷うことはまずないです。わたしでさえ風邪から復活したとたんバスの援助はいらないからホテルまで自由に行けるのだったら…と思いましたもの。)

 

 

 

木陰は涼しいですが直射日光が当たるところはやはり熱いです。スペインでは15時、16時が暑さのピークです。なので巡礼者は朝6時ごろアルベルゲを出発。途中のバルで朝ご飯を食べ、13時くらいまでに次のアルベルゲに入ります。アルベルゲは予約できるところ以外は先着順であぶれると次の町まで行かなくてはいけません。かつてはベッドがなかったら床にでも寝られたらしいのですが、コロナ以降それはなくなったそうです。

 

アルスーアに到着

トイレに行きたかったのでバルに寄りましょうと同行者に言ったけれど、「もうすぐホテルだから。」と

でもどうも私が思っていたのと方向が違う…

それを言うとスマホを見ながら

「こっちが近道だから。」と・・・

私も方向音痴なのでスマホのほうが確かだろうとついていきましたが・・・

逆方向な気がするのでもう一度聞いてみたら

「ホテルアルスーアでしょ?」という。

「私たちが泊まるのはホテルスイザだけど!?」ポーン

はい、真逆の方向に向かってました💦

軌道修正したものの、人通りのない空き地に差し掛かったところで

「ちょっとここで用を足すわ。」

「私も」

男二人はさっさと身軽に

山中の巡礼路ではよくあることとは聞いていたけれど、街中でなんかできるか~~!笑い泣き

だからバルに寄りましょうと言ったのに私だけ我慢💦

間もなくホテルに着きましたので不慮の事故にはなりませんでしたけど。

もう体力にゆとりがあっても先頭部隊にはついていかない。と心に決めました。

 

 

予定よりずいぶん早くホテルについてしまったので、部屋に入れません。

喫茶室でジュースを飲みながら1時間くらい待ちました。

こんなことならもっとゆっくり歩いて景色を堪能すればよかったなぁ。

 

部屋はかわいいし,ゆとりもありますが、ここはエレベーターがない。階段をスーツケースを持って登らないといけません。あとWi-Fiが瞬殺です。ほとんど使えません。

ホテル候補のうちレビューが悪くて泊まりたくなかったのがここでした。

 

でも食事は悪くありません。

具だくさんでたっぷりのサラダ。ビーツの酢漬けが気に入ってたところ帰国後寄ったスーパーにビーツが売っていましたので早速作りました。

肉でかい…じゃがいもおいしい もちろん食べきれません。

 

アルスーアのチーズは塩分少な目。そこに甘い外郎みたいなものが乗っています。ヨーロッパのお菓子は甘すぎて閉口していましたがこれは甘じょっぱさがいい。

 

しかし一人旅はWi-Fiがないと寂しいわ。どっちみち時差があるから私が寝る前にトークは無理なのだけど・・・