朝体調はさらに悪化。熱は36度8分とぎりセーフな感じだけど(平熱は36度前後)のどの痛みがすごい。痰に若干血が混じってる感じ。今日は一番ハードな25km歩く日だというのに頭がくらくら。解熱鎮痛剤持ってきてよかった。

幸いなことに食欲は問題なし

 

記憶がすでにあいまいになってきているので写真の番号順に並べているが、若干前後が入れ替わってる気もします。

 

出発はホテル近くの市庁舎前広場から。

気持ちのいい快晴。病気で弱った心に活を入れてくれる。

サン・ニコラス聖堂

12世紀ロマネスク後期の代表的建築

高さや大きい窓、ステンドグラスなどゴシックへの過渡期の趣もある。

教会としてだけではなく、ヨハネ騎士団により巡礼者を守る要塞としての機能を持つ。

上のお城にあるような凹凸はフランスの道では珍しい。

ステンドグラス部分が大きくなって若干ゴシックに移り変わる過渡期の建物だろう。

 

 

入り口には聖ヨハネ黙示録に出てくる24人の楽器を持つ老人の彫刻がほどこされています。

 

この方の指し示す方向にはスタンプ台が

まるで「スタンプはあちらですよ。」と教えてくれているような

 

この建物は昔、村があったところにダムが建設されたため、900年の歴史がある教会を湖底に沈めるのは忍び難いと石を一つひとつ移動させて他の場所に再建されました。

 

広場では外国人の団体が(ここでは私たちこそ外国人なのだが)ヨガ風の体操をしていました。負けじと日本のラジオ体操を披露。添乗員の丸山さんがスマホにラジオ体操の音楽を入れてきていました。

自分は体操をせずに体操している風景を動画に撮影している参加者も・・・

 

町を出るまではガイドさんについていきます。その後は見失わない程度に各自のペースで

 

ポルトマリンの街から見下ろす。少し朝もやがかかっている。

 

 

下って…また登るのだ。

正直この日はどこかの区間をバスに乗ろうかと考えていた。ただあそこも見たいし、ここも見たいし…でいけるところまで頑張ってみようかと

 

写真の番号順にアップしているつもりだけれどなぜか市庁舎のところで唐突にこれが入っていた。う~~ん、歩いている途中だったと思うけれど

 

いろいろな記念品を残していく。なくなった人の写真だったり、遺物だったりもあるそうだ。

 

モホンは今日も右に

 

 

緩やかではあるが10kmほど登りが続く

もともと心肺機能が弱い上に風邪をひいてさらに息が上がる。

登りでどんどん遅れていく。

 

まったく木陰のない場所も。涼しくてよかった。体調が悪い上に暑さが加わったら大変だったろう。

 

前を歩く人も若干疲れた感じに見える。

森の中に入るとホッとする。

 

見たことがない大ナメクジ 10㎝くらいはある。こんなのが日本に入ってきたら大変だ💦

 

私たちのグループがこのナメクジの写真を撮っていると、あとから来た人が

「みんな何を見ているんだろう?きれいな花でもあるのかな~~。」と思ってのぞき込んでゲッとなったそうだ(笑)

 

またまた二つのモホン

 

小さい村を通り過ぎ

 

教会 どの教会が開いていて中に入ったかもう記憶がない。

 

 

 

歩く、

 

歩く、ひたすら前を向いて

歩くだけで時が過ぎていく非日常

 

バルで休憩?でも私には食事をしている時間がない。遅れを取り戻さなくては

「死んだ眼をして入ってきたころにはみんなは食事を終えて出発しようとしているから休憩なしですぐに歩きだす。」と、のちにそう評された。食事を注文すると時間がかかるのでスモ・デ・ナランハと持ってきた補給食で済ませる。

 

休憩所にはバスが待機している。

運転手のエドワルドさんと記念撮影

 

バスには夕べ洗った洗濯もの。一晩でかわかなかったのでバスで干す。

 

バスに乗るならここしかない。が、行ける。行きたいと思った。体の弱い自分に自信をつけるために来たのだ。せっかくあんなにトレーニングして来て一部でもバスで済ませたらあとで後悔する。

サンテイアゴまであと78,1km

今日はあと10kmほどだ。これからは下りになる。

 

 

子牛だ。かわいい~~

 

この協会は記憶に残っている(画像に残っているというべきか)

 

目の見えない人がボランティアの人がスタンプを押してくれるのだ。場所がわからないので私たちが手を取って誘導する。

寄付をしたらマリア様の画像をくれた。

私は無神論者ではあるが、ここにきて何度も宗教とともに生きる人を尊いと思った。

 

 

青空に一筋の飛行機雲

 

この辺りからカメラの調子が変になった。色が青っぽいのだ。修正しようとしたができなかったのでいっそのこと白黒で

 

マンホールのふた

 

 

この教会は記憶がないが、

 

無事パラス・デ・レイに到着したようだ。頑張ったよ、私。

中に入ってるけど何をしたのか…教会って中も似てるし…ほかの写真がないからスタンプをもらっただけかな?

 

今日もお疲れ様

後はホテルに向かうだけです。

今晩のホテルはカサ・カミニョ1&2です

 

ここでケニーさんがビールを飲んでくつろいでいました。2,3軒隣のホテルに泊まっているそう。

ケニーさんとは前日旅の途中で言葉を交わした人

ものすごく上手な日本度で話しかけてきたので日本人かと思って振り向いたらハンサムな外国人でした。

京都産業大卒でIBMに勤めていて日本とヨーロッパを行ったり来たりしているそうです。普通にしゃべるだけではなく関西弁の冗談まで披露してくれました。一期一会の出会いも歩くたびならでは

 

不気味な青に映ってしまっていますが白い部屋です。

一人には十分ですが、ここで二人分スーツケースを広げるのは大変そう。

 

湯舟はなくシャワーです。

ここだったかな。めちゃくちゃ熱いお湯が出てきて、温度調整がわからずそそくさと出てきたの。でも他の部屋の人は水だったと言ってました。スペインの蛇口は温度調整のしるしがわかりにくいです。

 

夕食、なんとこれしか写真を撮っていませんでした。

この旅行中お代わりした唯一のもの。タコおいしいです。

でもこの後出てきたメルルーサ(魚)料理がでかくて半分残しました💦