先月の末、雨模様の日でしたが、銀山平の北ノ又川の周辺を歩きました。

銀の道の一部の遊歩道、 そこで出会った植物や生き物たちのことを記録します。

 

 

 

         ★ サワフタギとシロシタホタルガ

 

ジャングルのように茂る木々の中で、特に目立つ白い花サワフタギ(沢蓋木)

低木ですが良く分岐して「沢に蓋をするように茂る」ことが名前の由来とか~!

 

 

 

 

 

開花した花は遠目には、フワフワとした綿のように見えます。

これは長い雄蕊がたくさんあるからのようです、

 

 

 

          長い雄蕊をチョット拡大して見ました。

 

 

 

秋になるとこんな色の実が付きます…美しい蒼、瑠璃色ですね。

 

別名は宝石のようなこの実の色から「瑠璃実の牛殺し」と呼ぶそうです。

牛の鼻輪を作るほど硬い木なので、牛殺しといわれたらしいです。

                              (3年前の秋に撮影)

 

 

ふと気が付けば、サワフタギの葉っぱにはこんな芋虫が付いていました。

 

 

 

このハデハデ芋虫はサワフタギにしか付いていないのです~!

どうやらサワフタギを食草としているシロシタホタルガの幼虫とか。

 

 

 

中には齧られて、枝ばかりになってしまったサワフタギもありました。

この一枚の写真の中にも、食欲旺盛な多くの芋虫が写っていました~!

 

 

 

       シロシタホタルガの幼虫はしっかり覚えました~!

 

   

 

 

でも成虫の蛾を見たことがありません…ネットでお借りした写真です。

なんと美しい蛾なのでしょう、いつか出会ってみたいものです。

 

   

 

 

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自然界には、現場に行かないと分からないことがいっぱいありますね。

これからもできるだけ野山を歩く機会を作れたらと思っています。

 

御嶽山のブナ林でも時々見かけるオトシブミ(落とし文)ですが・・・

ここの目の高さの楢にも、制作中のオトシブミが多くありました~!

 

 

 

活動データーはさとやまのページ | YAMAP / ヤマップをご覧ください。